更新日時 2017年04月09日

山梨市 広瀬ダム
 広瀬ダム:笛吹川は奥秩父山系の甲武信ヶ岳、国師ヶ岳に源を発し、いくつもの美しい滝と、渓谷をつくりながら甲府盆地東部を貫流し富士川に合流する水量豊かな河川です。反面、明治40年の大水害をはじめ昭和41年の災害など、沿岸地域は長年にわたり幾多の水害に見舞われ、地域の発展にとって大きな障害となっていました。『笛吹川総合開発事業』の中心的役割を担うこの広瀬ダムは、これらの水害による被害の防止と、沿岸地域の住みよい豊かな暮らしを目的として、山梨県東山梨郡三富村(現在の山梨市三富)大字川浦字広瀬地内に建設されたロックフィルダムであり、昭和44年4月に着工し昭和50年3月に完成し現在に至っています。
広瀬ダム
@ダムの形式は、中央遮水壁型ロックフィルダムで、堤高75.0m、堤長255.0m、堤体積140万m3の規模があり、湛水面積は0.55km2、集水面積は76.64km2あります。
ローラーゲート:高15.6m×幅6.25m×2門。
@広瀬ダムの下流側。
A県営広瀬発電所。取水塔から取水した利水用水を使用しダム直下で発電をしています。
B広瀬ダムの天端。
堤長255.0m。
B広瀬ダムのダム湖。
夏になると梅雨や台風の大雨によりたくさんの水がダムに入ってきます。そのため広瀬ダムでは毎年6月15日から10月15日までの間は貯水位を下げ、山から流れてくる水を貯めます。大雨の時には流れてくる水をすべて下流に流すのではなく、約4割の水をダムにためて残りを流すことにより下流への被害を防いでいます。
B広瀬ダムの取水塔。
総貯水容量14,300,000m3。
C広瀬ダムの天端。
堤長255.0m。
C広瀬ダムの非常用の洪水吐き。洪水吐きの扉が故障したときでも自然に水を流せる工夫がしてあります。
C広瀬ダムの洪水吐きの下流側。この手前でゲート形の洪水吐きと自然越流の洪水吐きが合流しています。
D広瀬ダムの公園。
D広瀬ダムの公園。
D広瀬ダム公園の掲示板に流木を切った丸太を差し上げますと書かれています。
D広瀬ダム公園の流木こんな大きな流木を持って帰る人がいるのですかね?
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『山梨市』を掲載」
出典: 山梨県広瀬ダム