更新日時 2019年09月24日

 夕張シューパロダムは北海道夕張市、一級河川・石狩川水系夕張川上流部に建設された多目的ダムである。シューパロダムで水没した地域には夕張川沿岸農地の灌漑を目的に北海道開発局によって建設された農業用ダムである大夕張ダムが存在したが、夕張シューパロダムの貯砂ダムとするために夕張シューパロダム竣工と同時に水没している。 夕張シューパロダムは国土交通省・農林水産省・北海道企業局ほかによる共同事業「夕張川総合開発事業」として2015年に竣工した、堤高110.6mの重力式コンクリートダムである。現在は夕張シューパロダムの貯砂ダムとして水没している大夕張ダムがあった直下流155m地点に建設された。
シューパロダム堤体。(2019年9月23日撮影)
三絃橋の頭頂部が4年ぶりに現れた。(2019年9月23日撮影)
三絃橋の頭頂部が現れる。翌日には水没。(2019年9月23日撮影)
三絃橋の頭頂部が現れる。翌日には水没。(2019年9月23日撮影)
森林鉄道のトンネルの抗口。(2019年9月23日撮影)
 トンネル内にレールが残っているのかと思ったがアングルだった。この上に枕木とレールがあったのか?それとも森林鉄道なのでアングルがレールとして使われていたのか?(2019年9月23日撮影)
重力式コンクリートダム
堤高:110.6m
堤頂長:480.0m
堤体積:880,000立米
流域面積:279.0k㎡
湛水面積:1,510.0ha
総貯水容量:427,000,000立米
有効貯水容量:363,000,000立米
利用目的:洪水調節・不特定利水・灌漑・上水道・発電
事業主体:国土交通省北海道開発局・農林水産省・北海道電気事業者・北海道企業局
発電所名:シューパロ発電所
認可出力:(26,600kW)
施工業者:大成建設・岩田地崎建設・中山組
着手年/竣工年:1990年/2015年
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムが完成する前は森林鉄道の三弦橋が見えて居ましたが、現在はシューパロ湖にそのままの形で沈んでいます。
(2018年10月13日撮影)
シューパロ湖の三弦橋が有った場所。湖面から10m下に沈んで居ます。渇水すると天端が見えるそうです。(2018年10月13日撮影)
2012年7月撮影の三弦橋。
シューパロ湖上流。
(2018年10月13日撮影)
シューパロ湖上流。
(2018年10月13日撮影)
大夕張ダムの慰霊碑。旧大夕張ダム管理事務所前から移設したそうです。(2018年10月13日撮影)
夕張川総合開発記念碑。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの管理事務所。(2018年10月13日撮影)
札幌開発建設部
夕張川ダム総合管理事務所。
(2018年10月13日撮影)
札幌開発建設部
夕張川ダム総合管理事務所の展示品。旧大夕張ダム関連の展示品。(2018年10月13日撮影)
札幌開発建設部
夕張川ダム総合管理事務所の展示品。旧大夕張ダム関連の展示品。(2018年10月13日撮影)
札幌開発建設部
夕張川ダム総合管理事務所に飾られている絵。
(2018年10月13日撮影)
管理事務所監査廊。
(2018年10月13日撮影)
管理事務所からダムまでの監査廊。道路の下に造られています。(2018年10月13日撮影)
管理事務所からダムまでの監査廊。(2018年10月13日撮影)
管理事務所からダムまでの監査廊。(2018年10月13日撮影)
管理事務所からダムまでの監査廊。(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの下流側。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの左岸のリムトンネル。 リムトンネル内から水が湧き出ています。リムグラウチングの作業のため、堤体上面横の山に掘った小型トンネルをリムトンネルと呼びます。幅 2m、高さ 2.5m程度の断面積で、奥行きは一般に数十mほどです。
(2018年10月13日撮影)
大夕張ダムと夕張シューパロダムの工事期間中の写真。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの銘板。
(2018年10月13日撮影)
堤頂長:480.0m。
(2018年10月13日撮影)
国土交通省北海道開発局のマンホール。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの導流壁の工夫。シュートブロックにより水の勢いを弱めています。シュートブロックが無いと擁壁をもっと高くする必要があるそうです。
(2018年10月13日撮影)
左ダム側へ曲がる先にはトンネルが有るそうです。そのうち訪れて見たい。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの上流側。
(2018年10月13日撮影)
シューパロ湖。
(2018年10月13日撮影)
ダム点検用のボート。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの工事関係者の銘板。
(2018年10月13日撮影)
国内最大の連続サイフォン取水設備。エアーで取水水量と取水するレベルを調整できます。ゲートバルブが無いので維持管理費が少なくて済むそうですが、イニシャルコストが高いそうです。
(2018年10月13日撮影)
ダムの傾斜を測定する重りを吊すマンホールだそうです。冬場と夏場でダムの傾斜が40mmから50mm違うそうです。夏場はダムの表面が暑く、湖面の水が冷たいため、湖側に傾き、冬場はその逆に傾くそうです。
(2018年10月13日撮影)
エレベーター室です。先日の地震の影響で現在エレベーターは使えないそうです。
(2018年10月13日撮影)
エレベーター室の上部の扉は巻上機のマシンハッチです。トマソンではありません。
(2018年10月13日撮影)
シューパロ湖。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの下流側。手前の建物は「利水放流操作室」で、河川の維持用水やかんがい用水の放流を行うものです。
(2018年10月13日撮影)
このトンネルは旧道で夕張シューパロダム建設のために廃道になりました。
(2018年10月13日撮影)
2012年7月撮影の建設途中の夕張シューパロダムと大夕張ダム・旧管理事務所・三弦橋。
堤頂長:480.0m。
(2018年10月13日撮影)
LED照明が使われています。水銀灯に比べて虫等が集まりにくいそうです。
(2018年10月13日撮影)
工事用の光波測定関係の名残でしょうか?
(2018年10月13日撮影)
右岸のフーチング階段から撮影。(2018年10月13日撮影)
ダム天端は基本徒歩のみですが、左岸の道路が崖崩れの恐れがあり、他の見学会でバスが通っていました。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの上流側。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの右岸のリムトンネル。 リムトンネル内から水が湧き出ています。リムグラウチングの作業のため、堤体上面横の山に掘った小型トンネルをリムトンネルと呼びます。幅 2m、高さ 2.5m程度の断面積で、奥行きは一般に数十mほどです。
(2018年10月13日撮影)
夕張シューパロダムの堤頂で皿回しをする人とそれを撮影する人。
(2018年10月13日撮影)
今回の見学会参加者全員で記念撮影。(2018年10月13日撮影)
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『夕張市』を掲載」
夕張シューパロダム