更新日時 2018年10月27日

長野県 東条ダム
 東条ダムは、長野県東筑摩郡筑北村(旧本城村)、信濃川水系犀川に注ぐ麻績川の支流・東条川に建設されたダム。高さ28mの重力式コンクリートダムで、砂防ならびに貯水利用を目的とした砂防ダムである。建設工事は1962年(昭和42年)度に着工し、1971年(昭和46年)度に完成した。事業費は5億4,600万円。ダム付近を長野県道277号河鹿沢西条停車場線が走っており、長野自動車道・麻績インターチェンジから車で30分ほどでたどり着ける。東条ダムは目的に砂防のほか貯水利用も兼ねているということで、多くの場合貯水に積極的でない砂防ダムでありながらも清澄な水を豊富に湛えている。晴れた日には山あいの向こうに北アルプスの山々を望むことができる。春には桜、秋には紅葉が美しい。冬は寒い日が続くと全面結氷する。右岸道路脇には当時の国務大臣・増田甲子七が東條ダムと揮毫した石碑がある。この場所を通過後まもなく、松本市と上田市とを結ぶ国道143号に突き当たる。東条川は出水によりしばしば洪水を流域にもたらしており、長野県は下流に小仁熊ダムを建設。流域の治水と利水を図っている。
@東条ダム堤体。
@東条ダムの下流側。
@東条ダム直下の貯水部分。
A東条ダム遠景。
B東条ダム堤頂。高さ28m。
B東条ダム堤頂より下流側を見る。
B東条ダムのダム湖。ダム湖は緑色の水を貯めている。
B東条ダムは砂防ダムも兼ねているので自然越流で放水している。
B東条ダム堤頂より下流側を見る。貯水の水を利用するパイプ及びバルブが見える。
C東条ダム堤頂。右岸より堤長を見る。
D東条ダム石碑。右岸道路脇には当時の国務大臣・増田甲子七が東條ダムと揮毫した石碑。
D東条ダムの上流側より見る。
E東条ダムの上流側より見る。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『筑北村』を掲載」