更新日時 2020年04月04日

打上ダム:打上調整池
 打上ダム・打上調整池は、牧田川取水工と中里貯水池の間に位置する。その目的は、牧田川から取水した水を最大5m3/s導水貯留し、牧田川沿岸既得用水へ補給するとともに、最大5m3/s、年間1,000万m3を限度とし、中里貯水池に導水するものである。ダムは、堤高29.70mのゾーン型フィルダム(傾斜コア型)で、貯水池の有効貯水容量は、220万m3である。基礎の地質は、新第3紀大泉累層の砂岩、泥岩等の互層よりなり、ダム軸とほぼ直角方向の走行をなし、右岸から左岸に向かって約15°〜20°傾斜している。また、砂岩層は半透水性の基盤であるため、浸透抑止工として、ダム上流にブランケット工、左右岸の袖部にフェーシング工を施工している。築堤材料は、不透水部には米野累層の粘土混り砂礫材料、半透水部には市の原累層の砂礫の多い材料を使用している。工事は近代化された機械施工を主体とし、ダム工事は、昭和61年3月から平成元年7月である。なお、ダム湖は、分水嶺を越える分水のための湖ということから、公募により平成2年(1990年)に水嶺湖に決定した。
@打上ダム・打上調整池。ダム湖側から自然越流洪水吐きを見る。
@打上ダム・打上調整池。水嶺湖。
@打上ダム・打上調整池。自然越流洪水吐きを見る。
A打上ダム・打上調整池。自然越流洪水吐きを見る。
A打上ダムの自然越流洪水吐きを下流側を見る。
A打上ダムの下流側の堤体。
A打上ダムの堤頂。
B打上ダムの堤頂。
B打上ダム・打上調整池。
C打上ダムの堤体下流側。
C打上ダムの堤頂。
D打上ダムの堤体下流側。
E打上ダムの堤頂。
E打上ダムの堤頂。
E打上ダムの取水塔。
E打上ダムの取水塔。
F打上ダムの東屋。
F打上ダムの堤頂。
F打上ダム・打上調整池。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『大垣市』を掲載」
出典:独立行政法人水資源機構三重用水管理所