更新日時 2020年08月28日

笹流ダム
 笹流ダムは、北海道函館市を流れる二級河川・亀田川水系笹流川に建設されたダムである。函館市企業局上下水道部が管理する水道専用ダムである。日本に現在6基しか存在しない型式・バットレスダムの一つであり、日本で最初に建設されたバットレスダムでもある。現在でも函館市民の水がめとして稼働しているが、歴史的価値の高いダムであることから土木学会によって土木学会選奨土木遺産に指定されている。函館市は横浜市に続いて全国で2番目に近代水道技術が導入され、この中で第2次拡張事業として函館市への水道供給増強を図る水源として1921年(大正10年)に着工、1923年(大正12年)12月に完成した。堤高は25.3mで型式はバットレスダムである。日本で初めて建設されたバットレスダムで、これ以降三滝ダム(北股川・鳥取県)まで8基のダム(内2基は改修によって違う型式になる)が建設された。採用理由は当時実例の多いアースダムや重力式コンクリートダムに比べて建設費が安く、工期が短くて済むからである。現在「土木学会選奨土木遺産2001」に選定されている。なお、1949年(昭和24年)と1984年(昭和59年)に改修工事が行われ、当時の外観とは異なっている。
@笹流ダムの下流側からの空撮。
@笹流ダムの下流側からの空撮。
 A笹流ダムの下流側からの空撮。
 A笹流ダムの下流側からの空撮。
 B笹流ダムの上流側からの空撮。
A笹流ダムの下流側からの撮影。
A笹流ダムの由来。
A笹流ダムの下流側からの撮影。
A笹流ダムの下流側からの撮影。
A笹流ダムの下流側からの撮影。
A笹流ダムのバットレス内部。
A笹流ダムのバットレス内部。
A笹流ダムのバットレス内部から下流側を見る。
C笹流ダムの右岸ダム湖。
C笹流ダムの右岸から堤頂を見る。
D笹流ダムの堤頂には海が近いせいかカモメがたむろしている。
D笹流ダムの堤頂カモメ。
D笹流ダムの堤頂から下流側を見る。
D笹流ダムの堤頂からダム湖側を見る。
D笹流ダムの左岸から堤頂を見る。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『函館市』を掲載」