廃線探索 恵庭森林鉄道

更新日時 2009年12月01日

 恵庭森林鉄道は、二路線36.4kmのナローゲージ。恵庭駅‐漁川上流俗称「滝の上」間29.7kmの本線のうち13.6kmは、王子製紙が漁川発電所建設のため昭和4年に敷設した作業軌道。札幌地方帝室林野局が6年に購入、4次にわたり延長した。北海道唯一のインクライン(つるべ式索道鉄道)が有名。廃止は30年11月。恵庭市の漁川流域は森林資源に恵まれ、DL牽引の森林鉄道が発達した。最終地はJR恵庭駅にあり、ここの土場に大量の木材が積まれた。森林鉄道は15kmあり、幾つかの高架橋や分岐を経て奥(バケの沢)へ侵入していた。途中、段差のあるギャップがあり、ここに日本でも珍しい、インクラインが掛けられ、木材貨車が釣瓶式に上下した。恵庭市博物館にはこの機関の模型が展示されている。
恵庭森林鉄道 インクライン
@JR恵庭駅 AJR千歳線 漁川鉄橋
B恵庭市漁川河川緑地交通公園
C漁川発電所(王子製紙株式会社 苫小牧工場発電用)
D道路の左側が廃線跡(JR恵庭駅方面を見る)
E恵庭森林鉄道の廃線跡(看板あたり) F恵庭森林鉄道の廃線跡
F水道橋の左側に恵庭森林鉄道の橋が有った場所 F右側に見えるコンクリートが橋の橋台
F漁川の橋が有った場所 F左側に見えるコンクリートが橋の橋台
F左側が廃線跡 F門の右側が廃線跡(自衛隊の演習場入口)
F左側が廃線跡(えにわ湖側を見る) G廃線跡が少し山になった部分
H廃線跡には笹藪が・・・ H少し盛り上がったところが廃線跡
I恵庭森林鉄道の橋と思われる
J川の奥に橋が見える J道路側から見た橋
K川の左側の笹藪が廃線跡と思われる K笹藪が廃線跡と思われる
L恵庭発電所 L恵庭発電所入口
L恵庭発電所入口 M恵庭発電所の吊り橋
M恵庭発電所(王子製紙株式会社 苫小牧工場発電用)
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