更新日時 2024年08月18日
羽幌線は日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線(地方交通線)。北海道留萌市の留萠駅で留萠本線から分岐して日本海に沿って北上し、天塩郡幌延町の幌延駅で宗谷本線に接続する。国鉄再建法の施行により特定地方交通線(第2次)に指定され、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承されることなく、国鉄分割民営化直前の1987年3月30日に廃止された。国鉄における最後の路線廃止であった。留萠 - 羽幌間は、軽便鉄道法により計画され、留萠線の支線として開業した路線である。羽幌 - 幌延間は、改正鉄道敷設法別表第144号に規定する「天塩国羽幌ヨリ天塩ヲ経テ下沙流別付近ニ至ル鉄道」として、南北から建設が進められた。太平洋戦争により一時中断したものの、1958年に全通した。もともとは羽幌町の炭鉱開発と運炭、そしてニシンの輸送を主な目的として建設された路線だったが、炭鉱の閉山とニシン漁の不振、沿線人口の減少によって貨物・旅客の輸送量が減り、道路(国道232号)もよく整備されていたため存在意義を失い、第二次廃止対象路線となった。 | |
羽幌線(廃線) 留萠駅 - 東留萠(信) - 三泊駅 - 臼谷駅 - 小平駅 - 花岡(仮) - 大椴駅 - 富岡(仮) - 鬼鹿駅 - 千松(仮) - 力昼駅 - 番屋ノ沢(仮) - 古丹別駅 - 上平駅 - 苫前駅 - 興津(仮) - 羽幌駅 - 築別駅 - 天塩有明駅 - 天塩栄駅 - 初山別駅 - 豊岬駅 - 天塩大沢駅 - 共成駅 - 歌越駅 - 天塩金浦駅 - 遠別駅 - 啓明(仮) - 丸松駅 - 北里(仮) - 更岸駅 - 干拓(仮) - 天塩駅 - 中川口(仮) - 北川口駅 - 振老駅 - 作返(仮) - 幌延駅 |
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@留萌駅は北海道留萌市船場町2丁目にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の駅である。事務管理コードは▲121509であった。 | |
@留萌駅駅構造は廃止時点での駅舎は羽幌線とのターミナルであった1967年(昭和42年)に建て替えられたもので、近隣の深川駅などと同規模のコンコース・待合室を有していた。廃止時点では相対式ホーム2面2線の形状であったが、当駅 - 増毛駅間の区間廃止に伴い定期旅客列車の行き違いがなくなったことや、2021年3月のダイヤ改正で1番乗り場のみの使用となっていたことから、跨線橋の入口が封鎖され、旧2番のりば用ホームは旅客立入禁止となり、かつ旧2番のりば用の場内・出発信号機が使用停止となっていた。そのため、単式ホーム1面1線での運用となっていたが、旧2番のりばの線路は当駅廃止まで入替信号機が稼働しており、除雪車などが使用可能であった。また、1番のりばと旧2番線の間には渡り線があったが、当駅廃止までに場内・出発・入替信号機が使用停止となったため、横取線化された。これら3線はすべて増毛方にあった分岐器の手前に車止めが設置されていた。2番のりばの反対側には3番のりばも存在したが、1987年時点で既に使用停止となっていた。1987年の羽幌線廃止までは貨物ヤードを挟んで北側に島式1面2線の4・5番のりばも存在し、留萌港方向へ長く伸びていた。 | |
A羽幌線の留萠駅 - 三泊駅間の廃線跡。 | |
B羽幌線の留萠駅 - 三泊駅間の廃線跡。 | |
C三泊駅は北海道留萌市三泊町にあった日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はサリ。事務管理コードは▲121601。旧駅構内は国道に面した広場になっており、旧駅舎は沿岸バスの待合所に再利用されている。 | |
C三泊駅構造は廃止時点で単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。無人駅となっており有人駅時代の駅舎は改築されプレハブの、バンガロー風の小さな駅舎(2代目駅舎)となっていた。駅舎は構内の西側に位置しホームから少し離れていた。 | |
D羽幌線の三泊駅 - 臼谷駅間の廃線跡。 | |
E羽幌線の三泊駅 - 臼谷駅間の廃線跡。 | |
F臼谷駅は北海道(留萌管内)留萌郡小平町字臼谷にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はウヤ。事務管理コードは▲121602。駅構造は廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の東側に存在した。無人駅となっていたが有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の東側に位置しホームに接していた。海水浴シーズンには駅員が派遣された。旧駅構内は「小平蘂村記念公園」として整備されている。 | |
G小平駅はかつて北海道(留萌管内)留萌郡小平町字小平町に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はオヒ。事務管理コードは▲121603。1986年(昭和61年)10月まで運行されていた、急行「はぼろ」の停車駅であった。駅構造は廃止時点で、単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった。互いのホームは、駅舎側ホーム中央と島式ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した。駅舎側単式ホーム(西側)が下りの1番線、島式ホーム(東側)が上りの2番線となっていた。島式ホームの外側1線は、側線として残っており、そのほか1番線の幌延方から分岐し駅舎北側の切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた。職員配置駅となっており、駅舎は構内の西側に位置し単式ホーム南西側に接していた。旧駅構内は「小平交通公園」として整備されていた。2005年(平成17年)以降は公園名が「小平中央公園」に変更されている。 | |
H羽幌線の小平駅 - 花岡仮乗降場間の廃線跡。この隧道閉塞処理するそうです。 | |
I羽幌線の小平駅 - 花岡仮乗降場間の廃線跡。 | |
I羽幌線の小平駅 - 花岡仮乗降場間の廃線跡。YouTube動画リンク | |
I羽幌線の小平駅 - 花岡仮乗降場間の廃線跡。 | |
J羽幌線の小平駅 - 花岡仮乗降場間の廃線跡。 | |
J羽幌線の小平駅 - 花岡仮乗降場間の廃線跡。 | |
K羽幌線の小平駅 - 花岡仮乗降場間の廃線跡。 | |
K羽幌線の小平駅 - 花岡仮乗降場間の廃線跡。 | |
L羽幌線の花岡仮乗降場 - 大椴駅間の廃線跡。 | |
M羽幌線の花岡仮乗降場 - 大椴駅間の廃線跡。 | |
M羽幌線の花岡仮乗降場 - 大椴駅間の廃線跡。 | |
M羽幌線の花岡仮乗降場 - 大椴駅間の廃線跡。 | |
N羽幌線の花岡仮乗降場 - 大椴駅間の廃線跡。 | |
O大椴駅は、かつて北海道(留萌管内)留萌郡小平町字大椴に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はオト。事務管理コードは▲121605。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、上下各1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車))。駅構造は廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の南側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の西側に位置し、ホームに接していた。駅舎や駅構内施設は撤去され、1999年(平成11年)時点で駅跡地にはダム建設事務所が建てられており、ホームらしい地形と農協の古い倉庫が残っていた。駅前広場の木がそのまま残り、あとは草むらとなっている。また、駅跡附近に築堤が残存し、コンクリート造りのカルバートも残存している。 | |
P羽幌線の大椴駅 - 富岡仮乗降場間の廃線跡。 | |
Q羽幌線の大椴駅 - 富岡仮乗降場間の廃線跡。 | |
R羽幌線の大椴駅 - 富岡仮乗降場間の廃線跡。 | |
S羽幌線の富岡仮乗降場 - 鬼鹿駅間の廃線跡。 | |
@羽幌線の富岡仮乗降場 - 鬼鹿駅間の廃線跡。 | |
A羽幌線の富岡仮乗降場 - 鬼鹿駅間の廃線跡。 | |
B羽幌線の富岡仮乗降場 - 鬼鹿駅間の廃線跡。 | |
C羽幌線の富岡仮乗降場 - 鬼鹿駅間の廃線跡。 | |
D鬼鹿駅は、かつて北海道(留萌管内)留萌郡小平町字鬼鹿港町1区に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はオカ。事務管理コードは▲121607。1986年(昭和61年)10月まで運行されていた、急行「はぼろ」の停車駅であった。駅構造は廃止時点で、単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった。互いのホームは、駅舎側ホーム中央と島式ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した。駅舎側単式ホーム(西側)が下り線、島式ホーム(東側)が上り線となっていた(番線表示なし)。島式ホームの外側1線は、側線として残っており、そのほか島式ホームの外側の側線から分岐した側線を1線、また下り線の幌延方から分岐し駅舎北側の切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた。職員配置駅となっており、駅舎は構内の西側に位置し、単式ホーム中央部に接していた。駅跡は1999年(平成11年)時点で、町営住宅の敷地になっている。 | |
E羽幌線の鬼鹿駅 - 千松仮乗降場間の廃線跡。 | |
F羽幌線の千松仮乗降場 - 力昼駅間の廃線跡。 | |
G羽幌線の千松仮乗降場 - 力昼駅間の廃線跡。 | |
H羽幌線の千松仮乗降場 - 力昼駅間の廃線跡。 | |
I羽幌線の力昼駅 - 番屋ノ沢仮乗降場間の廃線跡。 | |
I羽幌線の力昼駅 - 番屋ノ沢仮乗降場間の廃線跡。 | |
J羽幌線の力昼駅 - 番屋ノ沢仮乗降場間の廃線跡。YouTube動画リンク | |
J羽幌線の力昼駅 - 番屋ノ沢仮乗降場間の廃線跡。 | |
K番屋ノ沢仮乗降場は、かつて北海道(留萌管内)苫前郡苫前町字力昼に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の仮乗降場(廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に営業を停止し、廃止された。駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の南側(幌延方面に向かって右手側)に存在した。仮乗降場ながら駅舎を有しており、駅舎入口には「番屋ノ沢(力昼)乗降場」と表記されていた。廃止後、しばらくは廃墟となった状態で駅施設が残されていたが撤去され空き地となっている。 | |
L羽幌線の番屋ノ沢仮乗降場 - 古丹別駅間の廃線跡。 | |
L羽幌線の番屋ノ沢仮乗降場 - 古丹別駅間の廃線跡。 | |
M羽幌線の番屋ノ沢仮乗降場 - 古丹別駅間の廃線跡。 | |
N羽幌線の番屋ノ沢仮乗降場 - 古丹別駅間の廃線跡。 | |
O羽幌線の番屋ノ沢仮乗降場 - 古丹別駅間の廃線跡。前後の位置を見ると歩道が廃線跡。 | |
P古丹別駅は、かつて北海道(留萌管内)苫前郡苫前町字古丹別に所在した日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はタン。事務管理コードは▲121610。1986年(昭和61年)10月まで運行されていた、急行「はぼろ」の停車駅であった。駅構造は廃止時点で、単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型の2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった。互いのホームは、駅舎側ホーム中央部分と島式ホーム北側を結んだ構内踏切で連絡した。駅舎側単式ホーム(東側)が上りの1番線、待合所が設置された島式ホーム(西側)が下りの2番線となっていた。島式ホームの外側1線は、側線として残っており、そのほか1番線の留萌方から分岐し駅舎南側の切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を2線有していた。職員配置駅となっており、駅舎は構内の東側に位置し、単式ホーム中央部に接していた。旧駅構内は、沿岸バスの乗り場である古丹別バス停となっている。駅舎は解体され、待合所がバス転換事業で建設された。ほかにJA北海道厚生連 苫前厚生クリニック、苫前町公民館などが建設されている。 | |
Q羽幌線の古丹別駅 - 上平駅間の廃線跡。 | |
R羽幌線の古丹別駅 - 上平駅間の廃線跡。 | |
S羽幌線の古丹別駅 - 上平駅間の廃線跡。 | |
@上平駅は、かつて北海道(留萌管内)苫前郡苫前町字上平に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はウヒ。事務管理コードは▲121611。駅構造は廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の南側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の西側に位置し、ホームから少し離れていた。駅前広場側の開口部は板で塞がれていた。駅跡地は農地化されていた。 | |
A羽幌線の上平駅 - 苫前駅間の廃線跡。 | |
B羽幌線の上平駅 - 苫前駅間の廃線跡。 | |
C羽幌線の上平駅 - 苫前駅間の廃線跡。 | |
D苫前駅は、北海道(留萌管内)苫前郡苫前町字苫前にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はトイ。事務管理コードは▲121612。1986年(昭和61年)10月まで運行されていた、急行「はぼろ」の停車駅であった。駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。かつては、単式ホーム・島式ホームを複合した計2面3線のホームと線路、及び貨物側線を有する列車交換が可能な交換駅であった。廃止後撤去された島式ホーム跡への1線が側線として残っており、そのほか幌延方から駅舎側に分岐した側線を1線有していた。業務委託駅となっており、駅舎は構内の西側に位置し、ホームから少し離れていた。駅跡周辺が「農村公園」に整備され、農業倉庫が残る。 | |
E羽幌線の苫前駅 - 興津仮乗降場間の廃線跡。 | |
F羽幌線の苫前駅 - 興津仮乗降場間の廃線跡。 | |
G羽幌線の苫前駅 - 興津仮乗降場間の廃線跡。 | |
H羽幌線の苫前駅 - 興津仮乗降場間の廃線跡。 | |
I羽幌線の苫前駅 - 興津仮乗降場間の廃線跡。 | |
J興津仮乗降場は、北海道(留萌管内)苫前郡苫前町字興津にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の仮乗降場(廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に営業を停止し、廃止となった。駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。また、廃止時まで仮乗降場であり無人駅であった。 | |
K羽幌線の興津仮乗降場 - 羽幌駅間の廃線跡。 | |
L羽幌駅は、かつて北海道(留萌管内)苫前郡羽幌町南7条3丁目に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はハホ。事務管理コードは▲121614。駅構造は廃止時点で、単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった[5]。互いのホームは、単式ホーム北側と島式ホーム南側を結ぶ跨線橋で連絡した。駅舎側単式ホーム(西側)が上下共用の1番線、島式ホーム(東側)が上りの2番線となっていた。ほかに貨物側線を多数有していた(1983年(昭和58年時点で島式ホームの外側に4線、1番線の幌延方から分岐し駅舎北側の切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を3線、そのほか構内南東側から専用線が1線分岐していた)職員配置駅となっており、駅舎は近代的な鉄筋造りで構内の西側に位置し単式ホーム中央部に接していた。駅舎内に売店を有した。また「わたしの旅スタンプ」が設置されていた。駅跡地に沿岸バスの「羽幌ターミナル」が設置されている。 | |
M羽幌線の羽幌駅 - 下ノ滝仮乗降場間の廃線跡。 | |
N下ノ滝仮乗降場は、北海道苫前郡羽幌町字汐見にあった日本国有鉄道羽幌線の仮乗降場(局設定)。1972年(昭和47年)2月8日に利用者僅少により廃駅となった。駅構造は単式ホーム1面1線。無人駅。路盤跡がかすかに認められるが乗降場跡はわからなくなっている。 | |
O羽幌線の下ノ滝仮乗降場- 築別駅間の廃線跡。 | |
P羽幌線の下ノ滝仮乗降場- 築別駅間の廃線跡。廃線探索 羽幌炭鉱鉄道リンク | |
Q羽幌線の築別駅 - 天塩有明駅間の廃線跡。 | |
R羽幌線の築別駅 - 天塩有明駅間の廃線跡。有明跨線橋より撮影。 | |
S天塩有明駅は、北海道苫前郡初山別村字有明にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はテア。事務管理コードは▲121617。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車。上りは停車))。駅構造はかつては島式ホーム1面2線を有する、列車交換可能な職員配置駅(地上駅)であったが、廃止時点で無人駅(簡易委託駅)の上、交換設備を廃止し、駅舎側(構内の南西側)に面した1線を側線化して1線のみを使用していた。ほかに、駅舎側に留萌方、幌延方両側とも転轍機が撤去された側線を1線有していた。駅舎は有人駅時代の駅舎が残り、ホーム南側とを結ぶ構内踏切で連絡した。砂利の空き地になっており、駅前食堂のみ残る。天塩有明駅 - 天塩栄駅間にあった初山別トンネルが残存している。 | |
@羽幌線の天塩有明駅 - 天塩栄駅間の廃線跡。YouTube動画リンク | |
A羽幌線の天塩有明駅 - 天塩栄駅間の廃線跡。初山別隧道。 | |
B羽幌線の天塩有明駅 - 天塩栄駅間の廃線跡。初山別隧道。 | |
C羽幌線の天塩有明駅 - 天塩栄駅間の廃線跡。 | |
D天塩栄駅は北海道苫前郡初山別村字栄にかつて存在した日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はテサ。事務管理コードは▲121617。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車。上りは停車))。駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームと線路を有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。無人駅となっており、ホーム上の待合所のみで駅舎は存在しなかった。現在は原野と化している。 | |
E羽幌線の天塩栄駅 - 初山別駅間の廃線跡。 | |
F羽幌線の天塩栄駅 - 初山別駅間の廃線跡。 | |
G羽幌線の天塩栄駅 - 初山別駅間の廃線跡。 | |
G羽幌線の天塩栄駅 - 初山別駅間の廃線跡。 | |
H初山別駅は北海道苫前郡初山別村字初山別にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はサン。事務管理コードは▲121619[3]。駅構造は廃止時点で、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった。駅舎側(西側)が下りの1番線、外側(東側)が上りの2番線となっていた。そのほか、1番線の外側駅舎寄りに貨物側線と貨物ホームを有していた。この側線は1983年(昭和58年)時点では留萌方、幌延方両側の転轍機も残存していたが、その後留萌方の転轍機と線路が途中まで撤去された。保線用モーターカーの留置に使用されていた。旧駅構内は細長い公園となり駅舎跡地にはバスターミナルが設置され沿岸バスが乗り入れる。 | |
I羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。YouTube動画リンク | |
I羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
I羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
I羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
J羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
J羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
K羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
L羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
L羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
M羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
N羽幌線の初山別駅 - 豊岬駅間の廃線跡。 | |
O豊岬駅は北海道苫前郡初山別村字豊岬にかつて設置されていた日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はトキ。事務管理コードは▲121620。駅構造は廃止時点で、島式ホーム片面使用の1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方に向かって左手側)に存在した。かつては、島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な職員配置駅であった。使われなくなった駅舎側の1線は、交換設備運用廃止後も側線として残っていた。無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の西側に位置し、ホーム南側とを結ぶ構内踏切で連絡した。豊岬木材工業株式会社の資材置場になっている。 | |
P羽幌線の豊岬駅 - 天塩大沢駅間の廃線跡。第1豊岬隧道。 | |
Q羽幌線の豊岬駅 - 天塩大沢駅間の廃線跡。第1豊岬隧道。 | |
R羽幌線の豊岬駅 - 天塩大沢駅間の廃線跡。第2豊岬隧道。 | |
R羽幌線の豊岬駅 - 天塩大沢駅間の廃線跡。第2豊岬隧道内の氷の塊。。 | |
S羽幌線の豊岬駅 - 天塩大沢駅間の廃線跡。第2豊岬隧道。 | |
@羽幌線の豊岬駅 - 天塩大沢駅間の廃線跡。第3豊岬隧道。 | |
A羽幌線の豊岬駅 - 天塩大沢駅間の廃線跡。第3豊岬隧道内のキロポストと横穴。 | |
A羽幌線の豊岬駅 - 天塩大沢駅間の廃線跡。第3豊岬隧道内の横穴。 | |
B羽幌線の豊岬駅 - 天塩大沢駅間の廃線跡。第4豊岬隧道。 | |
C天塩大沢駅は北海道苫前郡初山別村字大沢にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はテオ。事務管理コードは▲121621。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車。上りは停車))。駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、構内の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。開業時からの無人駅であり、ホームと待合所のみという構造で駅舎は存在しなかった。駅施設は全て撤去されており跡形も無い。原野と化している。 | |
D羽幌線の天塩大沢駅 - 共成駅間の廃線跡。 | |
E羽幌線の天塩大沢駅 - 共成駅間の廃線跡。 | |
F羽幌線の天塩大沢駅 - 共成駅間の廃線跡。 | |
G共成駅は北海道苫前郡初山別村字共成にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はキセ。事務管理コードは▲121622。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車。上りは停車))。駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(幌延方面に向かって右手側)に存在した。無人駅となっておりホーム上の待合所のみで駅舎は存在しなかった。 | |
H羽幌線の共成駅 - 歌越駅間の廃線跡。 | |
I羽幌線の共成駅 - 歌越駅間の廃線跡。 | |
J歌越駅は、かつて北海道天塩郡遠別町字歌越に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はウア。事務管理コードは▲121625。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車。上りは停車))駅構造は廃止時点で、島式ホーム片面使用の1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。かつては、島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な職員配置駅であった。使われなくなった駅舎側の1線は、交換設備運用廃止後も側線として残っており、1983年(昭和58年)時点では留萌方、幌延方両側の転轍機も残存していたが、その後留萌方の転轍機と線路が途中まで撤去された。無人駅(簡易委託駅)となっていたが有人駅時代の木造モルタル塗りの駅舎が残っていた。駅舎は構内の北西側に位置しホーム北側とを結ぶ構内踏切で連絡した。駅前には職員用宿舎が2棟8戸存在した。駅舎や駅構内の施設は既に撤去され現在は牧場のサイレージ置き場になっている。 | |
K羽幌線の歌越駅 - 天塩金浦駅間の廃線跡。 | |
L天塩金浦駅は北海道天塩郡遠別町字金浦にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はテカ。事務管理コードは▲121624。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ2本(うち1本は急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車))駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。無人駅となっており、ホーム上の待合所のみで駅舎は存在しなかった。当駅の跡地は、草むらになっている。 | |
M羽幌線の天塩金浦駅 - 遠別駅間の廃線跡。 | |
N羽幌線の天塩金浦駅 - 遠別駅間の廃線跡。 | |
O羽幌線の天塩金浦駅 - 遠別駅間の廃線跡。 | |
P羽幌線の天塩金浦駅 - 遠別駅間の廃線跡。 | |
Q遠別駅は北海道天塩郡遠別町字本町6丁目に設置されていた日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲121625。1986年(昭和61年)10月まで運行されていた、急行「はぼろ」の停車駅であった。駅構造は廃止時点で、1面2線の島式ホームを有する地上駅で、列車交換が可能な交換駅であった。ホームは短い上屋を有し、駅舎側(西側)が下り線、外側(東側)が上下線共用のホームとなっていた(番線表示なし)。そのほか下り線と駅舎との間に貨物側線と貨物ホームを有し、構内の外側にも数本の側線を有していた(1983年(昭和58年)時点で副本線1線とそこから分岐した側線4線)職員配置駅となっており、駅舎は鉄筋製で構内の南西側に位置し、ホーム南側とを結ぶ構内踏切で連絡した。また、保線班の拠点となっていた。現在はバスターミナルとなっている。 | |
R羽幌線の遠別駅 - 啓明仮乗降場間の廃線跡。 | |
S羽幌線の遠別駅 - 啓明仮乗降場間の廃線跡。 | |
@啓明仮乗降場は北海道天塩郡遠別町字啓明に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の仮乗降場(廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に営業を停止し、廃止となった。構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。プラットホームは、線路の東側(幌延方面に向かって右手側)に存在した。また、開業から廃止時まで仮乗降場として運営され正式な駅には格上げされなかった。 | |
A羽幌線の啓明仮乗降場 - 丸松駅間の廃線跡。 | |
B丸松駅は、北海道天塩郡遠別町字丸松にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はマル。事務管理コードは▲121626。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、上下各1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車))。駅構造は廃止時点で、島式ホーム片面使用の1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(幌延方面に向かって右手側)に存在した。かつては、島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった駅舎側の1線は、交換設備運用廃止後も側線として残っていた(但し1983年(昭和58年)時点では留萌方、幌延方両側の転轍機は撤去されていた)。無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。また、駅前の食料雑貨店で乗車券を販売する簡易委託駅となっていた。駅舎は構内の東側に位置し、ホーム北側とを結ぶ構内踏切で連絡した。 | |
C北里仮乗降場は北海道天塩郡遠別町字北里にあった日本国有鉄道羽幌線の仮乗降場(局設定)。1970年(昭和45年)9月7日に利用者僅少により廃駅となった。駅構造は単式ホーム1面1線。無人駅。牧草地として均され、路盤跡さえ残っていない。(道路の反対側(南側)には路盤跡が若干残っている) | |
D羽幌線の北里仮乗降場 - 更岸駅間の廃線跡。 | |
E羽幌線の北里仮乗降場 - 更岸駅間の廃線跡。 | |
F更岸駅は北海道天塩郡天塩町字南更岸に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はサシ。事務管理コードは▲121627。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、上下各1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車))駅構造は廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(幌延方面に向かって右手側)に存在した。無人駅(簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、力昼駅とほぼ同型のカプセル駅舎となっていた。駅舎は構内の南側に位置し、ホーム南側とを結ぶ通路で連絡した。駅名標は干拓仮乗降場のものとともに、更岸小学校跡に設置されている。 | |
G羽幌線の更岸駅 - 干拓仮乗降場間の廃線跡。更岸跨線橋より撮影。 | |
H羽幌線の更岸駅 - 干拓仮乗降場間の廃線跡。トコツナイ川に橋台が残存。 | |
H干拓仮乗降場は北海道天塩郡天塩町字更岸にかつて存在した日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に廃駅となった。駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅(仮乗降場、廃止時まで)であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。ホーム上の待合所のみで、駅舎は存在しなかった。当仮乗降場跡附近のトコツナイ川にコンクリートの橋台が残存。 | |
I羽幌線の干拓仮乗降場 - 天塩駅間の廃線跡。トコツナイ川に橋台が残存。 | |
J天塩駅は北海道天塩郡天塩町字川口にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はテシ。事務管理コードは▲121628。1986年(昭和61年)10月まで運行されていた、急行「はぼろ」の停車駅であった。駅構造は廃止時点で、単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型の計2面2線を有する地上駅で、列車交換が可能な駅であった。互いのホームは、駅舎側ホーム中央と島式ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した。駅舎側(西側)が下りの1番線、上屋が設置された島式ホーム(東側)が上りの2番線となっていた。島式ホームの外側1線が側線として残っており、そのほか1番線の幌延方から分岐し、駅舎北側の切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた。職員配置駅となっており、駅舎は鉄筋造りで構内の西側に位置し、単式ホーム中央部に接していた。駅は国道232号天塩バイパス沿いの町立国保病院南西端にある、同バイパスの交差点に所在していた。廃止後もしばらくはキヨスクが営業を続けていた。駅付近の線路跡は、同バイパスへの転用の際に整地されてしまったため駅跡における駅の遺構は皆無であるが、かつて「駅前」食堂だった飲食店の入口に駅名標が展示してある。また、かつての駅前通りである北海道道484号天塩港線沿いには、天塩町農業協同組合や、天塩川歴史資料館(旧天塩町庁舎)、天塩郵便局が軒を連ねており道道の東の先にかつて駅があったことを偲ばせている。 | |
K羽幌線の天塩駅 - 中川口仮乗降場間の廃線跡。 | |
L中川口仮乗降場は北海道天塩郡天塩町字川口にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の仮乗降場(廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に営業を停止し廃止となった。駅構造は廃止時点で1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。施設は全て撤去され痕跡は何もない。国道232号のバイパス新設の際に跡地が道路用地として使われたため遺構は何も残っていない。 | |
M羽幌線の中川口仮乗降場 - 北川口駅間の廃線跡。 | |
N北川口駅は北海道天塩郡天塩町字川口に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅である。電報略号はキカ。事務管理コードは▲121629。駅構造は廃止時点で、島式ホームの片面を使用した1面1線の単式ホームを有する地上駅だった。ホームは線路の東側、幌延方面に向かって右手側に存在した。無人駅(簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、力昼駅や更岸駅とほぼ同型のカプセル駅舎となっていた。駅舎は構内の北東側に位置し、ホーム北側とを結ぶ通路で連絡した。駅自体は完全無人であるが、駅前の牧場で乗車券を取り扱う簡易委託駅となっていた。一部の普通列車は通過した。1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻表では、急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車が上下各1本が通過していた。 | |
O西振老仮乗降場は、北海道天塩郡天塩町字下サロベツにあった日本国有鉄道羽幌線の仮乗降場(局設定)。1970年(昭和45年)9月7日に利用者僅少により廃駅となった。駅構造は単式ホーム1面1線。無人駅。駅跡はかつては乗降場と整備される前の旧国道との間に数軒の家があったが、現在は国道を挟んだ内陸側に認められるだけで乗降場跡や付近は無人の荒れ地になっている。 | |
P振老駅は北海道天塩郡天塩町字下サロベツに設置されていた、日本国有鉄道羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はフラ。事務管理コードは▲121630。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で上下各1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車)。駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の北側(幌延方面に向かって左側)に存在した。無人駅となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、力昼駅や更岸駅、北川口駅とほぼ同型のカプセル駅舎となっていた。駅舎は構内の西側に位置し、ホーム南側とを結ぶ通路で連絡した。駅構内の施設、及び線路は全て撤去されている。2010年(平成22年)時点でも同様であった。空き地になっている。 | |
Q羽幌線の振老駅 - 作返仮乗降場間の廃線跡。 | |
Q羽幌線の振老駅 - 作返仮乗降場間の廃線跡。 | |
R作返仮乗降場は北海道(留萌支庁)天塩郡天塩町字作返にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の仮乗降場(廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に廃駅となった。駅構造は廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の南東側(幌延方面に向かって右手側)に存在した。また、転轍機を持たない棒線駅となっていた。廃止時まで仮乗降場であり、無人駅であったが簡易委託により乗車券を発売していた時期があった。ホームは留萌方にスロープを有し駅施設外に連絡していた。 | |
S幌延駅は北海道天塩郡幌延町1条南1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。電報略号はノヘ。事務管理コードは▲121842。駅番号はW72。特急「宗谷」「サロベツ」が停車し、かつては羽幌線の終着駅でもあった。 | |
S幌延駅構造は単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する交換駅。ホーム間の移動は跨線橋を使う。1番線・2番線とも名寄・旭川方面、稚内方面の両方向に出発信号機が設置されている。島式ホーム外側の3番線はかつて羽幌線が発着していたが、廃止後は現在定期列車の発着が無く側線扱いとなっている。なお、羽幌線は当駅の稚内方で分岐し、西方に進路を変えていた。駅裏側に転車台や車庫を有していたが現在は撤去されている。夜の最終は南稚内駅まで回送される。羽幌線があったころは夜22時半過ぎに最終が到着して始発は朝5時であった。また、1982年11月15日時点では稚内発22時に当駅止まりがあった。社員配置駅。みどりの窓口が設置されている。このほか、幌延町が移住情報PR支援センター「ホロカル」を開設し、移住情報の提供や、グッズ・コーヒーの販売、特急列車の町民乗車票の販売を実施する。2020年8月からは、地元の酒類やキャラクターグッズの販売を実施している。かつては国鉄物資部や構内食堂を設置しており、1961年(昭和36年)ごろの駅員定数は49人を数えた。 | |
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