更新日時 2010年09月21日

廃線探索 しなの鉄道小諸駅旧線
 小諸駅(こもろえき)は、長野県小諸市相生町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・しなの鉄道の駅である。しなの鉄道の管轄駅で、しなの鉄道・JR東日本の共同使用駅である。かつての信越本線時代は、特急「あさま」が停車するほどの運行上重要視されていた駅であった。現在しなの鉄道になってからは、新たに登場した「しなのサンライズ号」が停車する駅であるが、小諸〜長野間のみの運行であり、軽井沢方面はおろか、その他新潟地区方面などの遠方には向かず、ホームライナーであり時間帯限定ということもあって、「あさま」に比べると遥かに利便性は低い。小諸市は北陸新幹線建設の際、ミニ新幹線での建設予定がフル規格での建設に変更される事を反対していた。何故なら、ミニ新幹線ならば在来線の線路をそのまま使うことになるため、小諸市を通り、小諸駅が停車駅になっていたはずであった。これがフル規格となると、小諸市を通らず佐久市を通ることになり、佐久市に新幹線駅が作られることになるからである。しかし、長野オリンピック開催などの影響もあり、フル規格での建設が進められた。新幹線開業後には、信越本線は並行在来線として経営分離の上、あまり大きな資金をかけられない第三セクター路線へと転換され、打撃を受けた。この一例は並行在来線の経営分離が如何に大きな問題かを如実に表す例として知られる。かつては小海線と信越本線のレールはつながっていたが、現在では両線のレールは分断されており、直通できない構造になっている。
読者からの投稿メール。

はじめまして。
まだ走り初めの廃道、廃隧道、廃線マニアです。
HPの記事にあるしなの鉄道旧線ですが、あれは信越本線の複線化工事に伴う廃線と思われます。
信越本線は国鉄時代に複線化が始まり、小諸駅付近も単線時と同ルートで複線化する予定でしたが、昔から近くの学校への騒音被害がひどかった事もあり、一部高架で学校から離す現在ルートになったそうです。
初めてなのに長々すみません……
これからもブログ読ませて頂きます!
@小諸駅北側の線路沿いの道路 A小諸駅北側の線路沿いの道路
B小諸駅北側の線路沿いの道路 B交互通行のトンネルが・・・
 C交互通行用に信号機が設置されている Cトンネルの銘板
C鉄道のトンネルと思われる・・・
最初は布引電気鉄道のトンネルかと思ったが、ルートが違うため信濃鉄道の旧線のトンネルと思われる
C小諸駅側 C待避口
D滋野駅側 D電線のブラケットが残っている
Dこの境界杭から旧国鉄の廃線跡と解る D単線の幅の道が続く
D交差するためのトンネルと思われるが Dこの橋は新しい(栃木川)
E単線の幅の道が続く F単線の幅の道が続く
F単線の幅の道が続く G単線の幅の道が続く
I単線の幅の道が続く I花川
I花川 I花川
J単線の幅の道が続く Jこの先で本線に合流していたと思われる
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