更新日時 2012年09月21日

 日本製紙伏木工場専用線:伏木駅は、富山県高岡市伏木古国府にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)氷見線の駅である。伏木駅構造は1面2線の島式ホームを持ち、列車交換が可能な地上駅。伏木貨物操車場から、本線東側に沿って南進、日本製紙伏木工場へ至る専用鉄道があった。この線路は工場からのコンテナによる紙製品の出荷に使用されていた。またこの路線から、東亞合成高岡工場へ至る専用鉄道が分岐しており、タンクコンテナによる化学薬品の出入荷に使用されていた。いずれも日本製紙伏木工場閉鎖に伴い、2008年(平成20年)10月以降は列車の運行はなくなっているが、同敷地を取得した富山県に本社を置く豊富産業グループの日本車両リサイクルが2012年8月に操業開始予定とする鉄道車両・船舶・大型バスなどの解体施設への搬入経路として、この線路を利用する構想がある。(2012年9月16日現在工場建設中)
 @伏木駅(ふしきえき)は、富山県高岡市伏木古国府にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)氷見線の駅である。
 @伏木駅構造は1面2線の島式ホームを持ち、列車交換が可能な地上駅。駅舎は下り線側にあり、駅舎とホームは跨線橋で連絡している。富山地域鉄道部が管理し、伏木観光推進センターJR部会が窓口業務を受託する簡易委託駅であるが、みどりの窓口や自動券売機がある。 駅舎には「明治33年」(1900年)と開業と同じ年が書かれた建物財産標があるが、実際は昭和4年(1929年)以降に建築された。駅構内の南端から、東に向かって分岐する側線があり、その先は貨物列車用の操車場となっている。
A日本製紙伏木工場専用線の廃線跡。新島踏切より撮影。線路上面が錆びているレールが廃線跡。
B日本製紙伏木工場専用線の廃線跡。手前は氷見線のレールで奥の草むらが廃線跡。
C日本製紙伏木工場専用線の廃線跡。串岡踏切夜撮影。隣は氷見線の現役線。
D日本製紙伏木工場専用線の廃線跡。手前は氷見線のレールで奥の草むらが廃線跡。
E日本製紙伏木工場専用線の廃線跡。手前は氷見線のレールで奥の草むらが廃線跡。
 F手前の線路は氷見線で奥に見えるのは日本車両リサイクルの新工場内の引き込み線。現在貨物線又は氷見線とは接続されていない。
G氷見線の伏木駅−越中国分駅間の十条踏切より撮影。
H日本車両リサイクルの敷地内に解体待ちのバスが置かれている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
廃線探索 日本製紙伏木工場専用線