更新日時 2017年05月08日

廃線探索 三塩森林軌道
 三塩森林軌道:三富村と塩山駅を結ぶ三塩軌道と称し、昭和8年から昭和43年まで、主に西沢・東沢一帯の県有林の木材羽生津に活躍したものです。全長は36kmで、自然勾配をせび(ブレーキ)だけで塩山駅まで下り、登りは馬で2台づつ引き上げていましたが、昭和20年頃からはディーゼル機関車で、6〜8台を現在地の対岸にあった中土場まで運び、ここから奥16kmは馬に頼っていました。木材搬出の工程は、伐採を専門とする者と、積子といって丸太をトロッコに積む者、及び運材夫といって中土場まで運びこれを塩山駅まで運ぶ業務をそれぞれ分業で行っていました。県有林から木材を搬出の合間に、民間の者も炭・薪・繭等の搬出、米を始め、あらゆる生活物資の搬入に、このトロッコを利用していました。かつては、戦前黒金山の銅鉱採掘による鉱石運搬・また鶏冠山から採掘された珪石の運搬は最後まで行われていましたが、昭和43年その歴史を閉じました。昭和41年中土場〜塩山駅間の軌道は撤去されました。
 @塩山駅(えんざんえき)は、山梨県甲州市塩山上於曽にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
 @塩山駅構造は南口から単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線とあわせて2面3線をもつ地上駅である。勝沼ぶどう郷駅側に夜間留置用の側線がある。また、東山梨駅側に保守車両用の乗越側線がある。
A三塩森林軌道の材木貯木場及び石材置き場はこの場所にあった。
B三塩森林軌道の廃線跡。軌道跡は道路に転用されている。
C三塩森林軌道の廃線跡。軌道跡は道路に転用されている。
D三塩森林軌道の廃線跡。軌道跡は塩山市赤尾防水倉庫脇を通り北へ向かう。
E三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は塩山高校第2グランド横を通る。
F三塩森林軌道の廃線跡。石垣の脇を通る。
G三塩森林軌道の廃線跡。河岸段丘を上手く利用している。
H三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡はこの先国道411号線と交差する。
I三塩森林軌道の廃線跡。三塩森林軌道最大遺構の隧道。
I三塩森林軌道の廃線跡。塩山駅側坑口。
I三塩森林軌道の廃線跡。崩壊は進んで来ているが、まだ立入禁止にはなっていない。
I三塩森林軌道の廃線跡。隧道の前後はかなりの急カーブになっています。
J三塩森林軌道の廃線跡。三塩森林軌道の石碑。
K三塩森林軌道の廃線跡。この細い道が軌道跡と思われる。
L三塩森林軌道の廃線跡。細い道は突き当たるが、この先の軌道跡がよく解らない。
M三塩森林軌道の廃線跡。この先廃線跡は道路に転用されている。
N三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
O三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
P三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
Q三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
R三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は林道に転用されている。
この先通り抜け出来ませんと書かれていたが、自転車で普通に通り抜け出来た。
S三塩森林軌道の廃線跡。林道の雰囲気が出ている。
@三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は農道に転用されている。
A三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は八坂神社の脇を通る。
B三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は農道に転用されている。
C三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は農道に転用されている。
D三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は農道に転用されている。
E三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は農道に転用されている。
F三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は農道に転用されている。
G三塩森林軌道の廃線跡。橋台及び橋脚が残る。
G三塩森林軌道の廃線跡。橋台及び橋脚が残る。
H三塩森林軌道の廃線跡。川を渡ったその先に石垣が残る。
I三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡が綺麗に整備されている。
J三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡はこの先道路に転用されている。
K三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
L三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は県道と平行した上の方を走っていた。
M三塩森林軌道の廃線跡。ここで県道と合流。この先廃線跡の痕跡がしばらく無くなる。
N三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は県道に転用?
O三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は県道に転用?
P三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡と解る場所が残る。
Q三塩森林軌道の廃線跡。この先道路と交差する。
R三塩森林軌道の廃線跡。橋台が残る。道路より下側が廃線跡。
S三塩森林軌道の廃線跡。鳥獣害進入防止柵なのでこの先も探索出来ます。
@三塩森林軌道の廃線跡。沢に橋梁が架かっている。
@三塩森林軌道の廃線跡。単管と木材で造られた橋梁で落とし穴付きです。
A三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は落ち葉が積もって自転車では走りづらい。
B三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡に石垣が残る。
C三塩森林軌道の廃線跡。レンタサイクルを借りて探索。
D三塩森林軌道の廃線跡。さすがにこの場所を自転車を担いで上がるのは無理と判断して引き返す。
E三塩森林軌道の廃線跡。廃線の状態を見ると橋台を越してもその先は自転車では無理ですね。
F三塩森林軌道の廃線跡。橋台が残る。
F三塩森林軌道の廃線跡。橋台が残る。
F三塩森林軌道の廃線跡。石垣の下のラインが廃線跡。
G三塩森林軌道の廃線跡。みとみ笛吹の湯。
H三塩森林軌道の廃線跡。国道140号線と交差後再び廃線跡と解る場所に出る。
I三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
J三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
K三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
L三塩森林軌道の廃線跡。一の釜橋脇に三塩森林軌道の橋台が残る。
M三塩森林軌道の廃線跡。この先川沿いが廃線跡。
N三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は川沿いの場所を通る。
O三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡はこの先舗装道路に転用されている。
P三塩森林軌道の廃線跡。廃線跡は道路に転用されている。
Q三塩森林軌道の廃線跡。
 Q三塩森林軌道の廃線跡。今回はバッテリーが9%になったので、帰りのことを考え探索はここでおしまい。帰りは殆ど下りなので、バッテリーが残り9%でも塩山駅まで帰ってこられました。
R三塩森林軌道の木材運搬台車及びトロッコの由来看板。
R三塩森林軌道の木材運搬台車。
R三塩森林軌道の木材運搬台車。
Rせび(ブレーキ)の構造。木製のブレーキパッドをロットで押しつけてブレーキをかけていた。
S三塩森林軌道の中土場跡。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『山梨市』を掲載」