更新日時 2016年03月07日

廃線探索 日之出化学工業舞鶴工場専用線
 日之出化学工業舞鶴工場専用線は西舞鶴駅から一端南下し、Uターンする形で伊佐津川を渡り日之出化学工業舞鶴工場へ続いていた専用線。1950年(昭和25年):舞鶴工場を開設。日之出化学工業株式会社は、京都府舞鶴市に本社を置く日本の企業。1949年(昭和24年)、当時の国家的な最重要課題であった食糧増産政策に基づき、燐酸質肥料の一種である熔成燐酸肥料(通称「ようりん」)メーカーとして東京都港区に設立された。1970年(昭和45年)には販売等に関して三井グループの化学企業である電気化学工業(現・デンカ)と業務提携を行うが、現在に至るまで「ようりん」のトップメーカーとして知られる。なお、1985年(昭和60年)には本社機能を主力工場がある舞鶴市へと移転した。1984年(昭和59年)1月21日:貨物取扱廃止。
日之出化学工業舞鶴工場専用線
西舞鶴駅 - 日之出化学工業舞鶴工場
 @西舞鶴駅(にしまいづるえき)は、京都府舞鶴市字伊佐津にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)の駅である。京都丹後鉄道の駅番号は「M8」。
 @西舞鶴駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。橋上駅舎を持ち東西両側から駅舎に入ることができる。改札口は2階中央部に設けられている。単式ホーム側が4番のりば、島式ホームが2・3番のりばである。欠番となっている1番線は、2番線の横にホームのない留置線として存在し、東舞鶴駅から回送されてきた特急「まいづる」の待機などに使われている。下り本線は4番のりば、上り本線は3番のりばであるが、いずれのホームも宮津線を含めた3方向からの出入りが可能となっている。ただし、1番線(留置線)の宮津方面への出発信号機は使用を停止しており、宮津方面から1番線への出入りはできない状態となっている。JR4番のりばと丹鉄線のりばの間には柵がされているが、丹鉄線改札口を経由した連絡通路を介して、相互の平面乗り換えが可能である。丹鉄駅舎が無人となっている時間帯は連絡通路が閉鎖されるため、いったんJRの改札口を出て丹鉄の改札口へ回らなければならない。2011年(平成23年)3月11日までは連絡通路横の夜間専用乗り換え口で乗り換えが可能だったが、閉鎖された。もっとも、4番のりばへの列車の発着は日中はあまりなく、JR列車はもっぱら2・3番のりば発着となるため、平面乗り換えできるケースは少ない。
A日之出化学工業舞鶴工場専用線の西舞鶴駅 - 日之出化学工業舞鶴工場間の廃線跡。
B日之出化学工業舞鶴工場専用線の西舞鶴駅 - 日之出化学工業舞鶴工場間の廃線跡。
 C日之出化学工業舞鶴工場専用線の西舞鶴駅 - 日之出化学工業舞鶴工場間の廃線跡。水路に小型の橋梁が残る。
 D日之出化学工業舞鶴工場専用線の西舞鶴駅 - 日之出化学工業舞鶴工場間の廃線跡。この先廃線跡は住宅地に転用されている。
 E日之出化学工業舞鶴工場専用線の西舞鶴駅 - 日之出化学工業舞鶴工場間の廃線跡。カーブした道路のスーパー側の土地の部分が廃線跡。
 F日之出化学工業舞鶴工場専用線の西舞鶴駅 - 日之出化学工業舞鶴工場間の廃線跡。カーブした道路のスーパー側の土地の部分が廃線跡。
 G日之出化学工業舞鶴工場専用線の西舞鶴駅 - 日之出化学工業舞鶴工場間の廃線跡。伊佐津川を渡る橋梁が架かっていた。橋台が残る。
H日之出化学工業舞鶴工場専用線の西舞鶴駅 - 日之出化学工業舞鶴工場間の廃線跡。築堤が残る。
I日之出化学工業舞鶴工場専用線の日之出化学工業舞鶴工場内の廃線跡。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『舞鶴市』を掲載」