更新日時 2022年11月30日
東京大学演習林軌道(とうきょうだいがくえんしゅうりんきどう)は、埼玉県秩父郡大滝村(現秩父市)の荒川水系の滝川、入川上流域に存在していた森林鉄道である。その名が示すように、東京大学農学部秩父演習林内に存在した。東京大学はこの路線の維持管理と、保守用のモーターカーを1台所有するのみであり、実際の管理運行は民間業者に委託されており、民間業者の車両が多く運行されていた。また、この演習林からの木材、薪、炭などは、民間に払い下げられ、大学の収入源であった。入札制であったが、殆どは一部の会社により独占されていたという。 | |
路線データ 軌間:762mm 動力:馬→内燃(ガソリン、ディーゼル) 入川線:川又八間橋 - 赤沢出合 5.6km 滝川線:川又八間橋 - 豆焼沢 5.3km 赤沢上部軌道:赤沢出合 - モミ谷 2.4km 入川線の赤沢出合とは簡易索道で結ばれていた。 |
|
![]() |
![]() |
@国道140号線の川又から左の道へそこは東京大学の演習林がある。 | |
![]() |
![]() |
@国道140号線の橋の下を潜り抜け東京大学演習林方面へ。 | |
![]() |
![]() |
Aこの林道は東京大学演習林軌道の入川線の軌道跡だ。 | |
![]() |
![]() |
B道祖神?廃線探索の安全を祈願。 | Cこの辺の今朝の気温は-4℃氷柱が出来ている。 |
![]() |
![]() |
D岩のゴツゴツ感がすごく良いですね。 | Eキャンプ場手前の空き地に車を止める。 冬場なのでキャンプ場は閉鎖されている。 |
![]() |
![]() |
Eここから先は徒歩での探索になる。7時52分。 | E栃本十文字峠線歩道案内図。 |
![]() |
![]() |
E案内標識が有るのだが、そこ迄の距離を書いてほしいですね。 | E入山休憩所。 |
![]() |
![]() |
Fゲートを過ぎた後も車が通れるような道路が続く。 | |
![]() |
![]() |
G古いレールを発見。 | G氷柱を割る無邪気な息子。 |
![]() |
![]() |
Hガードレールにレールが使用されている。森林軌道用の10sか15sレールか? | |
![]() |
![]() |
I見た感じは普通の林道だが道路部分に枕木の痕跡が・・・ | |
![]() |
|
Jサワラの森の看板にモノレールの地図が書かれている(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
Jサワラの森のモノレール。現在でも伐採がされているようだ(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
Jサワラの森のモノレールの機関庫(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
Jサワラの森のモノレール機関庫内部(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
![]() |
J矢竹沢が合流するところに、矢竹沢を渡る橋梁が有った。8時8分。 | |
![]() |
![]() |
J橋梁は崩壊しているが、橋台とレールの一部が残っている。 | |
![]() |
|
J枕木の残骸等も朽ち果ててしまった(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
![]() |
J矢竹沢を渡りレールが残っている。 | J矢竹沢の橋。 |
![]() |
|
J矢竹沢の橋(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
J矢竹沢の橋は森林鉄道当時の橋梁(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
J矢竹沢の橋は古いレールでトラスを組んで作成されている(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
![]() |
![]() |
K矢竹沢を過ぎて軌道跡は左道路下のはずだが、痕跡は見られない。 | K左下、十文字峠方面が入川軌道跡。8時14分。 |
![]() |
|
K看板も新しく追加されたようだ(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
K取水口の点検用のバイクか?(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
![]() |
K十文字峠方面へ分岐後はしばらくは、軌道跡の痕跡が解らない。 | |
![]() |
![]() |
K所々にレールの残骸が残っている。 | K道路には枕木も残っている。 |
![]() |
![]() |
L遊歩道として整備されているため、橋も整備されている。 | L右岩が迫り来る雰囲気が何とも言えない。 |
![]() |
![]() |
L単線から複線になりこの場所は車両の交換場所の様だ。8時20分。 | |
![]() |
|
L東京大学演習林軌道(入川線)YouTube動画リンク(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
L東京大学演習林軌道(入川線)(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
![]() |
L東京大学演習林軌道(入川線)のレールが結構残っています。 | |
![]() |
![]() |
M小さな木造の橋梁跡も残る。 | M軌道跡に崖の風景がマッチしていますね。 |
![]() |
![]() |
Mレールの幅がかなり違いますね。これではフリーゲージトレインでも走れません(笑) | |
![]() |
![]() |
N岩のせり出しが良いですね。 | N木柱の跡が残っている。 |
![]() |
|
N東京大学演習林軌道(入川線)(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
N東京大学演習林軌道(入川線)(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
N木製電柱の小さな箱庭(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
![]() |
N枯れ葉の洪水が・・・ | N東京大学演習林軌道(入川線)軌道跡。 |
![]() |
![]() |
O倒木が・・・ | Oレールは谷底へ向かう運命か? |
![]() |
![]() |
O東京大学演習林軌道(入川線)軌道跡。 | |
![]() |
![]() |
P橋台が残っている。8時47分。 | |
![]() |
![]() |
P東京大学演習林軌道(入川線)軌道跡。 | P車両の交換場所か? |
![]() |
|
P東京大学演習林軌道(入川線)(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
![]() |
Q氷柱(氷壁?)が素晴らしいですね。 | |
![]() |
![]() |
Q氷壁に抱きつく息子(笑)8時51分。 | |
![]() |
![]() |
R1982年(昭和57年):赤沢出合付近の発電所取水口工事の資材運搬の為に、廃止された東京大学演習林軌道を利用することが決定し1983年(昭和58年):三国建設による軌道改修工事完成。運用開始。 1984年(昭和59年):運用終了。8時53分。 | |
![]() |
|
R赤沢出合付近の発電所取水口(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
R赤沢出合付近の発電所取水口は改修工事のため取水を中止していた(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
|
R赤沢出合付近の発電所取水口の設備は電源が生きていた。(2022年11月27日撮影) | |
![]() |
![]() |
R東京大学演習林軌道(入川線)軌道跡。赤沢出合付近迄軌道跡は残る。 | |
![]() |
![]() |
R赤沢出合迄は遊歩道として整備されている。 | R枯れ葉の洪水(笑) |
![]() |
![]() |
S赤沢出合。赤沢と金山沢の合流地点。8時59分。 | |
![]() |
![]() |
S入川軌道;昭和23年から45年の間トロッコが走っていた道。 | |
![]() |
![]() |
S赤沢出合に橋台跡が残る。ここから先は赤沢上部軌道へ。赤沢上部軌道から折り返し時刻11時17分。 | |
![]() |
![]() |
S一級河川荒川起点の石碑。赤沢と金山沢の合流地点にある。 | |
![]() |
|
戻る Copyright (C) 2006-2023 hotetu.net All Rights Reserved 外部から直接リンクで飛んできた方は右ホームページリンクへ http://www.hotetu.net/ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『秩父市』を掲載」 |