更新日時 2014年11月07日

 山田弾薬庫専用線:山田緑地は旧帝国陸軍(後に占領米軍)の山田弾薬庫跡地で、1972年(昭和47年)に米軍より大蔵省(当時)へ返還された。その後、敷地は大蔵省(現財務省)・自衛隊・北九州市の管轄区域に3分割され、1983年(昭和58年)3月に一部敷地にて「北九州やまだ子供広場」を開園、その後大蔵省管轄分の払い下げを受けたうえ、1987年(昭和62年)より公園整備開始、1995年(平成7年)に山田緑地として開園した。なお、残る北側の敷地は陸上自衛隊山田訓練所として活用され訓練等に使用されている。戦前・戦中は旧日本陸軍により弾薬等の填薬所として使用された。戦後から1972年の間は在日米軍が弾薬等の填薬作業を行っており、そこでの弾薬がベトナム戦争で使用されたとして国会で取りざたされた事がある。旧日本陸軍・在日米軍の地内の活動については不明。敷地内において奇形のカエルが発見され、近隣での環境汚染発生が疑われたが、その後の調査・研究によって環境汚染の事実はなく遺伝によるものであることが明らかになっている。日豊本線南小倉駅との間に山田弾薬庫への専用線(1941年南小倉火薬線として敷設、1970年使用中止、1973年廃止)があった。
 @南小倉駅(みなみこくらえき)は、福岡県北九州市小倉北区木町三丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅。城野駅から日豊本線に乗り入れる日田彦山線の列車の利用も可能である。なお日豊本線の快速列車は全て停車するが、日田彦山線の快速列車は停車しない。1970年(昭和45年)11月1日 山田弾薬庫専用線の使用中止。1973年(昭和48年)7月31日 山田弾薬庫専用線廃止。
 @南小倉駅構造は島式ホーム1面2線を持つ地上駅で橋上駅舎を備える。1番のりばが日豊本線下りおよび日田彦山線直通、2番線が日豊本線上りである。元々は1941年(昭和16年)に山田弾薬庫(現・山田緑地)への専用線を敷設した際、その分岐点に設置された信号場がこの駅の前身である。その専用線は現在廃止され、末端部分を除きその跡地のほとんどが道路になっている。
A山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。道路に転用されている。
B山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。道路に転用されている。
C山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。道路に転用されている。
D山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。道路に転用されている。
E山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。道路に転用されている。
F山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。開門は9時からでした。
G山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。開門後入場。
H山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。道路に転用されている。
I山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。道路に転用されている。
J山田弾薬庫専用線の南小倉駅 - 山田弾薬庫駅間の廃線跡。道路に転用されている。
Kフェンスの先に駅跡が有るらしいのだが・・・レールが見えた。
L山田緑地の芝生広場。 L山田緑地の森の家。
M山田緑地の弾薬庫跡へ続く道。
 N途中に森のゲートが有り、ここで名前と住所、入場時間を記入しないとこの先に入場できない。帰って来たら退場時間を書くようになっている。遭難防止の為か?入場は15:00迄で利用は16:00迄。
N森のゲートを過ぎて直ぐ右側に小川を渡る石造りの橋梁が有るが、これは当時の物と思われる。
O道路の右脇に1つ目の弾薬庫跡を発見。左側は小川。
P道路の右脇に2つ目の弾薬庫跡を発見。弾薬庫入口はブロックで塞がれている。
Q森の池。森のゲートから330m。とんぼの池迄640m。
R3つ目の弾薬庫跡を発見。 S4つ目の弾薬庫跡を発見。
@5つ目の弾薬庫跡を発見。 A6つ目の弾薬庫跡を発見。
私が見つけた弾薬庫は全部で7箇所有ったのだが、1箇所写真を撮り忘れたらしい。
B川には用水を溜めるコンクリートのピットがあった。戦時中の物と思われる。
B鵜原の弾薬庫跡にはもっと大きなコンプリート製のため池があった。
 Cとんぼの池:とんぼの池は、昭和10年代につくられた貯水池で、今では土砂が堆積し、水深は深いところでも1.5mほどです。現在、とんぼの池にすむ魚はギンブナやオオクチバス、カムルチーの3種。これらは人為的に移されたもので、ギンブナがオオクチバスとカムルチーの餌となっているようです。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『北九州市』を掲載」
廃線探索 山田弾薬庫専用線