廃線探索　田川炭鉱専用線（歩鉄の達人）

田川炭鉱専用線：田川炭鉱（たがわたんこう）は、かつて山形県西田川郡温海村（現在の山形県鶴岡市五十川字田川）にあった炭鉱。ラサ工業が経営していた。下記慰霊碑の前の「田川鉱山坑口跡入口」と案内のある小橋を渡り、林の中を100ｍほど進んだところに、坑口跡（五十川坑）がある。周囲にも煉瓦造の遺構が若干残っている。また、専用線で使用されたと思われるホッパが山中に残っている。1945年（昭和20年）12月16日石炭不足対策の為、国鉄が職員挺身隊66名を派遣。1947年（昭和22年）9月、月産2万2900トン（戦後最高）で、戦中からこの頃までで、県内石炭生産の62％を占めた。1960年（昭和35年）11月10日閉山。離職者434名。
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①五十川駅（いらがわえき）は、山形県鶴岡市五十川にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅である。

①五十川駅構造は島式ホーム1面2線を有する地上駅。かつては駅舎や跨線橋があったが撤去され、駅舎跡付近にホーム行きの地下通路入口がある。複線化の際に線路が若干山側に移設された。ホーム行き地下通路入口の鶴岡側には旧ホームの一部が残っている。ホーム上には待合室が設けられている。酒田駅管理の無人駅。かつては鶴岡方上り線側に田川炭鉱（昭和35年閉山）への専用線があった。

②田川炭鉱専用線の廃線跡。新五十川隧道。この隧道は閉山後に出来たようだ。

②田川炭鉱専用線の廃線跡。昭和50年7月竣工。

③田川炭鉱専用線の廃線跡。学校の裏に廃線跡が残る。

④田川炭鉱専用線の廃線跡。

⑤田川炭鉱専用線の廃線跡。

⑥田川炭鉱専用線の廃線跡。地元の人に聞いたら小屋の所に機関庫が有ったそうだ。

⑦株式会社大阪造船所田川製作所。

⑦1954年（昭和29年）7月30日 - 田川炭鉱㈱を㈱大阪造船所に譲渡。

⑧田川炭鉱殉職者慰霊碑。1982年（昭和57年）殉職者119名の霊を弔う慰霊碑が建立される。

⑧田川炭鉱の坑口がこの先に有るようなのだが、藪に阻まれて断念しました。

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