更新日時 2012年12月07日
都電砂町線(38系統):城東軌道線は1920年12月28日城東電気軌道株式会社の手により、水神森 - 小名木川(大島一丁目)間開業。1938年(昭和13年)4月25日東京地下鉄道が城東軌道線を継承。1942年(昭和17年)2月1日東京市電気局に買収され、市電路線に編入される。1972年(昭和47年)11月12日:第七次都電撤去(錦糸町駅前 - 日本橋間他6線区)砂町線は水神森から大島一丁目までは明治通りに沿うような形の専用軌道となっており、途中竪川を専用橋で渡っていたが、廃線後は竪川を境に以北は亀戸緑道公園、以南は大島緑道公園として整備され、専用橋跡は「竪川人道橋」として歩行者専用橋に転用された。現在は橋の北詰に都電をあしらったモニュメントとともに説明板が置かれている。 | |
砂町線(38系統) 水神森停留所 - 竪川通停留場 - 大島三丁目停留場 - 大島一丁目停留場 - 北砂三丁目停留場 - 北砂二丁目停留場 - 境川停留場 - 南砂三丁目停留場 - 第四砂町小学校停留場 - 南砂二丁目停留場 - 東陽公園前停留場 - 洲崎停留場 | |
上記地図は人文社の廃線都電路線案内図より | |
@都電砂町線(38系統)の水神森停留所があった付近。 | |
A都電砂町線(38系統)の水神森停留所-竪川通停留場間の廃線跡。 | |
B竪川人道橋:この橋は路面電車の専用橋として、大正2年10月に設立された城東電気軌道(株)が、大正10年1月に水神森〜大島間の開通に合わせて、「竪川専用橋」として架設したものである。その後、昭和17年2月に東京市営、同18年7月に都営となり、経営は軌道に乗ったが昭和20年の大空襲により寛大な被害を受けた。しかし復興に努め、昭和24年には区内全線が開通した。「チンチン電車」と呼ばれて親しまれ、便利だった都電も昭和30年代の高度経済成長政策の頃から、自動車交通の急激な発達により道路が渋滞し、輸送力低下による赤字決算の連続となった。その結果昭和47年、区内全線が廃止された。そして、昭和50年、この橋は歩行者・自転車専用橋として整備され、同54年」橋の南北の軌道敷きは「緑と憩いの散歩道」として緑道公園に生まれ変わった。 | |
B都電砂町線(38系統)の水神森停留所-竪川通停留場間の廃線跡。竪川人道橋跡にレールのモニュメントが埋め込まれている。(高速道路の高架下) | |
Bここには、かつて川があり、橋が有りました。橋には都電が走っていました。時の流れと共に都電は廃止され、高速道路が建設されました。やがて川は埋め立てられ公園となり役目を終えた橋が撤去されました。長年、皆さんに親しまれた橋の想い出を次の世代に伝えていくためここに「橋の記憶」を設置する。 | |
C都電砂町線(38系統)の竪川通停留場跡。 | |
D都電砂町線(38系統)の竪川通停留場 - 大島三丁目停留場間の廃線跡。 | |
E都電砂町線(38系統)の大島三丁目停留場跡。 | |
F都電砂町線(38系統)の大島三丁目 - 大島一丁目停留場間の廃線跡。 | |
G都電砂町線(38系統)の大島一丁目停留場跡。 | |
H都電砂町線(38系統)の北砂三丁目停留場跡。現在の北砂三丁目バス停付近。 | |
I都電砂町線(38系統)の北砂二丁目停留場跡。現在の北砂二丁目バス停付近。 | |
J都電砂町線(38系統)の境川停留場跡。 | |
K南砂線路公園:この公園は、日本貨物鉄道株式会社の線路跡地を利用した公園で、間近で貨物列車が見学できることから、「南砂線路公園」と名付けました。貨物列車は、江東区塩浜二丁目にある越中島貨物駅(JR東日本のレール置き場)と葛飾区にある新小岩操駅の間を日曜日を除き、1日に3往復運行しており、レールを輸送するディーゼル機関車を見ることができます。 | |
KJR貨物の幹線27号踏切より撮影。 | |
L都電砂町線(38系統)の南砂三丁目停留場跡。 | |
M道路脇の地図に貨物の引き込み線の絵があったのでついでに探索。この辺で分岐。 | |
M貨物線の引き込み線跡はマンションの駐車場となっていた。 | |
M明治通りより先はニトリの店舗になっていた。 | |
N都電砂町線(38系統)の南砂三丁目停留場 - 第四砂町小学校停留場間の廃線跡。 | |
N都電砂町線(38系統)の南砂三丁目停留場 - 第四砂町小学校停留場間の廃線跡に越中島線の跨線橋に城東電軌跨線橋の名称が残る。 | |
Nこの緑道公園は、もと都電(城東電車)の走っていた用地にみどりといこいの散歩道として建設された物です。城東電車は大正6年から設置され、この緑道公園の区間は昭和2年にしかれましたが、昭和47年11月に廃止されるまでチンチン電車の愛称で親しまれました。この車輪は都電で使用された物です。 | |
O都電砂町線(38系統)の南砂三丁目停留場 - 第四砂町小学校停留場間の廃線跡。 | |
P都電砂町線(38系統)の第四砂町小学校停留場跡。 | |
Q長州藩大砲鋳造場跡(南砂2〜3付近) | |
R都電砂町線(38系統)の南砂二丁目停留場跡。 | |
S都電砂町線(38系統)の東陽公園前停留場跡。 | |
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