更新日時 2023年04月05日
旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁:群馬県富岡市と同県下仁田町の境界線を流れる利根川水系鏑川支流の大谷川に架かる鉄道橋(廃橋)。社団法人土木学会の土木学会選奨土木遺産に認定、富岡市・下仁田町指定の重要文化財に指定されている。現在の上信電鉄の前身である上野鉄道が所有していた橋梁であり、1897年(明治30年)に完成した国産最初期の鋼橋。幅1m、全長10m、構造形式は2主桁プレートガーダー橋で、2基の煉瓦積・切石積橋台からなる。設計者及び施工者は不明であるが、東京・築地の月嶋鉄工所と推測されている。現在、上信電鉄が鬼ヶ沢橋梁を所有している。鬼ヶ沢橋梁の『鬼ヶ沢』は、橋梁の下を流れる大谷川の通称である鬼ヶ沢から由来するものであるとされている。 | |
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@群馬県道195号線の案内看板のこの場所から下りる。 | |
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A旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁は上信電鉄の脇に残っている。 | |
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A旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁の説明看板。 | |
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A旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁。 | |
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A旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁の谷に怪しげな隧道が有る。 | |
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B旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁。 | |
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B旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁近くの保線小屋の廃墟。 | |
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B旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁近くの保線小屋の廃墟内部。 | |
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B旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁の怪しげな隧道の探索でロープを使用し下降する。 | |
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C大谷川(通称:鬼ヶ沢)の下流側には現役線の鬼ヶ沢橋梁が有る。 | |
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C旧上野鉄道鬼ヶ沢橋梁と怪しげな隧道。 | |
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C怪しげな隧道はアーチ部分と片側は石材で反対側の片側は煉瓦構造になっている。 | |
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C怪しげな隧道。 | |
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C怪しげな隧道内部から外部を見る。現在の河床から少し上がった場所に施工されている。 | |
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C怪しげな隧道の入口付近は石材と煉瓦構造になっている。 | |
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C怪しげな隧道内部は素掘りの隧道になっている。 | |
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C怪しげな隧道は約10m程で人為的に閉塞されている。この怪しげな隧道の考察だが、現役線の鬼ヶ沢橋梁施工時に、橋梁基礎施工の為に大谷川の上流側を堰き止めるために、水抜き用の隧道として施工されたと推測している。(ダムの施工などに用いられる工法)その為に橋梁施工完了後、反対側が埋め戻されたと推測している。 | |
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