更新日時 2016年08月27日
三菱重工業長崎造船所史料館は長崎県長崎市飽の浦町にある三菱重工業長崎造船所飽の浦本工場内にある企業博物館。被爆建造物でもある。三菱重工業発祥の地で、日本の近代化に貢献した同造船所の歴史を振り返る。もともとは1898年(明治31年)に鋳物(エンジンなど)鋳造用の木製鋳型を作る工場として建設され、1982年(昭和57年)に新しい木型場が完成したため、1985年10月に史料館として開館。「三菱長崎造船所 旧木型工場」の名称で、明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業の構成資産として世界遺産に登録されている。 | |
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長崎駅前集合で専用のシャトルバスに乗ります。工場内は撮影禁止です。 | |
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@三菱重工業長崎造船所史料館の門樋と煉瓦塀です。こちら側からは入れません。 | |
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@一部鉱滓煉瓦が使われているようです。 | @下側が小口積みで上部がイギリス積み。 |
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A三菱重工業長崎造船所のジャイアント・カンチレバークレーンです。ジャイアント・カンチレバークレーンは1909年(明治42年)日本に初めて設置された最新式電動クレーンで、英国アップルビー社で製造されました。クレーンは150トンの吊上能力があり、現在も大型製品を出荷する際に活躍する現役の施設です敷地外から撮影。 | |
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A三菱電機の岸壁まで続くレール。 | |
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B勿来3号ボイラ蒸気ドラム。 | B尼崎第2発電所1号タービンロータ。 |
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B三菱ツェリー式3汽筒復流型。 | |
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B三菱重工業長崎造船所史料館は赤煉瓦で造られた建物です。三菱の社章は1870年(明治3年)10月、岩崎彌太郎社長の創案によるものといわれている。1914年(大正3年)6月、三菱合資会社が現在のマークを社章として登録した。 | |
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B三菱重工業長崎造船所史料館。 | C三菱重工業長崎造船所歴代所長。 |
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C三菱重工業長崎造船所史料館内部。 | |
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C三菱重工業長崎造船所史料館内部。天井にテレハクレーンのレールがあります。 | |
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C第1船台ガントリー構造部材。 | C第2ドック掘削中。 |
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Cタービン軸受押さえ用木型。 | Cクレーン銘板各種。 |
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C官報箱と大浦丸の号鐘。 | C三菱マークの鬼瓦。 |
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C工部省時代の鬼瓦。 | |
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C日本最古の工作機械。 | C佐渡丸の被弾外板の一部。 |
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Cわが国最初の国産陸用蒸気タービンで、1908年(明治41年)にイギリスパーソンス社との技術提携により製作された。出力500キロワットで長崎造船所の中央発電所用として1920年(大正9年)まで使用された。 | |
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C白鷹丸の主機(往復式蒸気機関) | C実験機関3UEC72/150型用排気ターボ過給器。 |
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C6UEV30/40実験機関。 | C試作オープンサイクルガスタービン。 |
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C泳気鐘:1793年(寛政5年)徳川家斉の命により出島オランダ商館に注文され、1834年(天保5年)長崎に到着したイギリス製の潜水用具で長崎鎔鉄所建設時の岸壁工事に使用された。空気は上部の穴から、光は上部のガラス丸窓から採り、人は中に入って底より海底を調査した。 | |
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C戦後製造の護衛艦。 | C大型ハンマー等。 |
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C北斗丸用500馬力ガスタービン。 | C東電鶴見発電所1号タービン溶接ローター。 |
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Cスペイン向けタービンローター破片。 | |
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C1970年(昭和45年)高速回転中の50トンの大型タービンローターが破裂するというタービン史上に残る事故を経験した。破裂の起点と疲労破面を含む破片を回収し展示してある。破壊力学上貴重な資料であり材料強度にたずさわる者にとって必見の価値がある。この事故によって日本のローター製造技術は飛躍的に改善された。又、これを契機として引続きスペイン向け350,000キロワット10台を含む26台のタービンを受注した。長崎造船所、大型タービンの輸出はこれよりスタートし、今日の全世界への輸出拡大を招来した。 | |
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C三菱重工業長崎造船所史料館内部。 | |
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C三菱重工業長崎造船所史料館内部の煉瓦アーチ部。 | |
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C三菱重工業長崎造船所史料館内部の煉瓦アーチ部。煉瓦の刻印は見つかりませんでした。 | |
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C4tの天井クレーン。 | |
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CTOYOWEST-Uプロジェクト 三菱風力発電装置 340基。 | |
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C三菱製紙株式会社高砂工場1号タービン。 | |
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C関西電力株式会社 尼崎第1発電所1号タービン。 | |
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Cジャイアント・カンチレバークレーンの電動機。 | C立神第2船台ガントリークレーンの鉄骨柱。 |
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C91式魚雷。この魚雷は平成9年6月、沖縄県豊見城村にて発見された旧海軍の魚雷9本のうちの1本を沖縄県からもらい受け、防錆・手入れの上カットモデルとしたものである。尚、弾頭部は発見直後、陸上自衛隊の手により処理されたので、ここに装着されているのは模造品である。 | |
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C91式魚雷は昭和2年頃、航空用魚雷(航空機から投下し、水上艦艇を目標とする魚雷)として、海軍により設計され」、昭和6年(皇紀2591年)、兵器用として採用されたため91式魚雷と命名された。以後昭和7年から終戦の昭和20年までの間に、三菱長崎兵器製作所にて約9000本製造された。この間、航空機の速度増加に対応するための強度アップ、空中及び水中の姿勢安定化等の改善を行っており、この魚雷も改善型である。この魚雷は、当時の世界に航空用魚雷多しと言えど、唯一高速力・高高度からの投下に対応した強度・信頼性を有し、命中率及び破壊力ともに世界に冠たる性能を有していた。 | |
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