更新日時 2020年03月17日

大牟田市石炭産業科学館
 大牟田市石炭産業科学館は、福岡県大牟田市にある石炭を中心としたエネルギー資源に関する科学館。常設展示は有料(観覧料は後述、屋外展示場及びその他の施設は無料である。石炭技術のあゆみ:模型と映像で三池港や石炭化学コンビナートなどを解説しているコーナー。時代と大牟田のあゆみ:炭鉱の街として栄えた大牟田の歴史を資料や写真、展示品などで紹介するコーナー。石炭エネルギーの利用:蒸気機関車やストーブなど、暮らしと石炭をつないだ道具などを展示しているコーナー。ダイナミックトンネル:炭鉱坑内の作業で用いられた電気機関車や採炭用カッターなどの巨大な機械などを音声ガイド付きで展示紹介しているコーナー。入口は石炭の採掘時に用いられていたエレベータを再現したものになっている。エネルギーと遊ぼう:空気の力を使ってボールを飛ばしたり、ランニングマシンを使って発電したりするなどエネルギーに関する8種類の体験コーナーがある。暮らしを支える石炭:石炭化学製品を紹介しているコーナー。石炭百科:液晶画面にタッチしながら石炭に関する情報を調べることができるコーナー。映像ホール:石炭や炭鉱の歴史に関する種類の映像作品を上映するコーナー。「炭鉱電車の走るまち」は第44回福岡県広報コンクール映像の部で特選を受賞した。
@大牟田市石炭産業科学館。
@蒸気機関車の縮小模型。松風号。
@焚石山鎮守社稲荷石祠。
@三池港と閘門。
@石炭加工製品系統図。
@大牟田市石炭産業科学館の展示品。
@大牟田市石炭産業科学館の展示品。
@火薬類製品見本。
@大牟田市石炭産業科学館の展示品。
@大牟田市石炭産業科学館の展示品。
@石炭ストーブ。
 @豆炭。練炭の一種で、小石大の大きさに固めた物です。七輪やコタツ、足を温める「あんか」などに使用されました。
@大牟田市石炭産業科学館の展示品。
@模擬坑道入口。
@模擬坑道の地下へ降りる模擬エレベーター。
@模擬坑道の地下へ降りる模擬エレベーター。
 @ホーベル。「カンナ」のように炭層を削り取る採炭機械厚さの薄い炭層にそって、高速で往復しながら石炭を削り取る機械です。最初はこの展示のように、鉄柱とカッペで天盤を支えていましたが、後には自走枠と組み合わせて使っていました。
@ホーベルのビット。
@コンティニュアス・マイナー。幅広ドラムの掘進・採炭用機械。
@鉄柱とカッペで天盤を支えている。
@電気機関車(動力車)
 @制動車(中間車)機関車の制動(ブレーキ)には大きな力が必要なため、制動車が連結されています。
 @炭車。坑内で石炭を「長距離・大量輸送」石炭は切羽からベルトコンベアで貯炭ポケットに集められます。ここで炭車に積まれ、3両で1セットの機関車に牽引されて坑口の近くまで運ばれます。
@ロードヘッダー。
@自走枠とドラムカッター。
@大牟田市石炭産業科学館の展示品。
 @映像ホール:石炭や炭鉱の歴史に関する種類の映像作品を上映するコーナー。「炭鉱電車の走るまち」は第44回福岡県広報コンクール映像の部で特選を受賞した。
@左:日本産(瀝青炭)、右:中国産(瀝青炭)
@左:旧ソ連産(瀝青炭)、右:アメリカ産(瀝青炭)
@オーストラリア産(瀝青炭)
@左:日本産(泥炭)、右:日本産(褐炭)
@左:日本産(亜瀝青炭)、右:インドネシア産(瀝青炭)
@ベトナム産(無煙炭)
 @天然コークス。石炭層近くに高温の火成岩が貫入したために、地下で蒸し焼きになって、コークス状に変化した。一度溶けた石炭が冷却するときに収縮して、層理にに垂直な六角形の柱状炭理が出来ている。
@石炭は50年間で消費量が2.5倍に。東日本大震災以降に火力発電が増えている。
 @石炭とボタどちらが重い?答えはボタ。石炭を掘り出したときに含まれる燃えない石をボタまたはズリと呼びます。同じように黒くても、重いのがボタ、軽いのが石炭です。不要なボタが積み上げられたものがボタ山です。三池では埋め立てに使われたため、ボタ山はありません。
 @石炭は太古の植物から出来ました。石炭を光学顕微鏡で観察すると、花粉や胞子その他の細胞組織などが見つかることがあります。また古い時代に堆積して出来た地層から出てくるため、「燃える石」石炭は太古の時代の植物が変化してできたと考えられています。
@カーボンファイバー・建築用鉄筋代替え材。
A屋外展示の炭車。
B自走型枠類。
B自走型枠類。シールド型自走枠。TYPE MKSP-FSSC40
Bバッテリーロコ。
Bロッカーショベル。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『大牟田市』を掲載」