更新日時 2020年09月14日

 釧路コールマイン株式会社は、北海道釧路市に本社を置く日本の唯一の坑内掘石炭生産会社。閉山した太平洋炭礦を縮小の上、引継いだ。会社の株主は、釧路ガス、釧路日産自動車、大栄産業、釧路石炭販売、釧路信金が上位5社であり、主に釧路の地方企業で構成された独立系エネルギー資源会社となっている。 太平洋石炭販売輸送株式会社は、石炭の販売や鉄道事業、倉庫業、不動産業などを行う太平洋興発(東証一部)グループの企業である。本社は 東京都中央区明石町8-1(聖路加タワー)に、事業所(輸送部)は北海道釧路市春採8丁目1-13にある。北海道唯一の私鉄で、北海道釧路市で釧路コールマイン選炭工場から釧路港東港区石炭埠頭の知人貯炭場まで、石炭輸送専用の臨港線を運営している。2002年1月に太平洋炭礦が閉山に至った後も、2002年4月にその一部鉱区を利用して採炭および海外技術研修を実施することとなった釧路コールマインの石炭輸送を担当している。2019年まで北海道釧路市で貨物鉄道として臨港線を運営し、この鉄道で釧路コールマイン選炭工場から釧路港東港区石炭埠頭の知人貯炭場まで、石炭輸送を行っていた。
路線
臨港線 春採駅 - 知人駅 間(貨物専業)
@釧路コールマイン春採駅(2010年07月11日撮影)
@上部に高架橋が見える(2010年07月11日撮影)
@春採駅石炭積み込み設備(2010年07月11日撮影)
@春採駅石炭積み込み設備。レールが撤去されている(2020年08月11日撮影)
@春採駅石炭積み込み設備(2010年07月11日撮影)
 @D101号機1958年日本車輌製の54t機。当鉄道初のディーゼル機関車として製造された。全長は13,050 mmでロッド駆動式。当初装備していた機関DMF31S(500 ps/1,500 rpm)×2基は後にDMF31SB(500 ps/1,500 rpm)×2基に換装された。同鉄道の機関車はすべてシャトルトレイン(専用石炭車による石炭輸送列車)に充当されるため、石炭車の扉開閉操作を機関車側から指令できるように電気連結器を装備している。既に除籍されている(2010年07月11日撮影)
 @D401号機:蒸気機関車置換え目的で導入された1964年日本車輌製の55t機。形態はD300とは若干異なり国鉄DD13形相当のセンターキャブ式で、全長は13,850 mm, ロッド駆動式。機関はDMF31SBを2基搭載。D401号機が在籍(2010年07月11日撮影)
 @DE601号機:エンドキャブ式の車体を持つ電気式ディーゼル機関車で、1970年日本車輌製の55t機。GE(ゼネラル・エレクトリック)の輸出向けナローゲージ用機関車であるU10Bを日本車輌でノックダウン生産した車輌であり、全長は11,796 mm, エンジンはキャタピラー製のD-398Bを搭載、発電機と主電動機はGE製である。DE601号機が在籍。
A踏切より撮影(2010年07月11日撮影)
AD801号機、D401号機、ED601号機、D701号機(2020年08月11日撮影)
AD801号機、D401号機、ED601号機、D701号機(2020年08月11日撮影)
Aセキ6000形貨車の連接(2020年08月11日撮影)
Aセキ6000形貨車の連接(2020年08月11日撮影)
A釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)の運炭中。踏切より撮影(2010年07月11日撮影)
 AD801号機:雄別鉄道YD1301として1966年に落成した。国鉄DD13形に準ずる設計の55t機。同社埠頭線で使用されたが、1970年の雄鉄の廃止により、埠頭線を引き継いだ釧路開発埠頭に移籍し、KD1301となった。さらに釧路開発埠頭線の廃止に伴い、太平洋石炭販売輸送が授受、D801号となった(2010年07月11日撮影)
Aセキ6000形貨車の連接(2010年07月11日撮影)
Aマツヤマ軌道モーターカー(松山車輌工業製)(2010年07月11日撮影)
 BD701号機:1977年日本車輌製の55t機。全長は13,850 mmで機関はDMF31SBを2基搭載。D701号機が在籍(2010年07月11日撮影)
B釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)跡(2020年08月11日撮影)
B釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)跡(2020年08月11日撮影)
B釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)の桜ヶ岡踏切より撮影(2010年07月11日撮影)
C春採湖(2010年07月11日撮影)
C釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)(2010年07月11日撮影)
D釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)踏切より撮影(2010年07月11日撮影)
D春採公園の案内看板。 D釧路総合病院のドクターヘリ。
Eあずまや E春採湖の遊歩道。
E春採湖(2010年07月11日撮影)
E釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)(2010年07月11日撮影)
F釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)跡(2020年08月11日撮影)
F釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)(2010年07月11日撮影)
F釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)の跨線橋より撮影。撮影ポイントですね。
F丘の上より撮影。 G太平洋石炭販売輸送線路沿いの遊歩道。
G太平洋石炭販売輸送線路沿いの遊歩道(2010年07月11日撮影)
G太平洋石炭販売輸送線路沿いの遊歩道(2010年07月11日撮影)
 G釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)の春採川に架かる沼尻川橋梁 長8.9m(2010年07月11日撮影)
G釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)の遊歩道踏切より撮影(2010年07月11日撮影)
G釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)跡(2020年08月11日撮影)
H釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)の沼尻踏切より撮影(2010年07月11日撮影)
I釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)(2010年07月11日撮影)
J釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)の作業道踏切より撮影(2010年07月11日撮影)
K釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)の米町踏切より撮影(2010年07月11日撮影)
L釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)(2010年07月11日撮影)
L釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)跡(2020年08月11日撮影)
L釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)跡(2020年08月11日撮影)
M釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅(2010年07月11日撮影)
M釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅跡(2020年08月11日撮影)
M釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅跡(2020年08月11日撮影)
M釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅跡(2020年08月11日撮影)
M釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅跡(2020年08月11日撮影)
M釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅(2010年07月11日撮影)
M釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅(2010年07月11日撮影)
N釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅。太平洋石炭販売輸送臨港線(廃線)へ続く
N釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅。踏切より撮影(2010年07月11日撮影)
O釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)知人駅(2010年07月11日撮影)
O知人駅。 O石炭運搬ベルトコンベア設備。
P石炭運搬ベルトコンベア設備(2010年07月11日撮影)
P石炭を船へ積み込む設備(2010年07月11日撮影)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『釧路市』を掲載」
釧路コールマイン(太平洋石炭販売輸送)