更新日時 2015年02月06日

 吾野鉱山鉄道:かつて吾野鉱山から砕石を発送していた頃、吾野駅構内(築堤が残存)及び西側の砕石積込設備(現存)へ貨車を配していた。埼玉県西部に位置する西武建材吾野鉱山鉱業所は昭和初期より操業を開始した歴史の古い鉱山で、岩質は石灰岩、砂岩を産出しており、 主にコンクリート用骨材、道路用砕石を生産、販売。1978年(昭和53年)3月31日貨物営業廃止。
 @吾野駅(あがのえき)は、埼玉県飯能市坂石町分にある、西武鉄道の駅。駅番号はSI31。 池袋線の終点で、西武秩父線の起点。西武秩父線開業により中間駅の性格が強くなったが、始発と終着もわずかに設定されている。
 @吾野駅構造は島式ホーム1面2線を有する地上駅で、上下列車交換設備を持ち、日中は各駅停車の大半が当駅で交換する。 駅舎は線路の北側に立地し、ホームとは構内踏切により連絡している。 自動改札機は設置されていないが、PASMO・Suica利用者のための簡易改札機が設置されている。 トイレは改札外の駅舎内と駅舎から東吾野側に少し離れたところにある。多機能トイレは両方に設置されているが、後者は駅係員に申し出ないと使用できない。また、後者の一般トイレは臨時で、通常は開かない。構内の池袋寄りに、池袋線最後の58キロポストと、西武秩父線最初の0キロポストが設置されている。下り2番ホーム側に側線が4本ある。これは当駅が終着駅だっただけでなく、かつて吾野鉱山から砕石を発送していた頃、構内(築堤が残存)及び西側の砕石積込設備(現存)へ貨車を配していた名残りで、現在も本線側の1本だけが時折使用されている。
A吾野鉱山鉄道のホッパーへの廃線跡。。この先の線路が切れている。
A吾野鉱山鉄道のホッパーは現在は使用されていない。
B岩殿観音窟石龕参道案内図。
B岩殿観音窟石龕参道。この石垣は吾野鉱山の石垣跡か?
C岩殿観音窟石龕参道脇に謎の穴が開いている。
D宝生の滝。高さ18m。現在は糸のような冷水が神秘さを漂わせている。
D爪書き不動尊。岸壁に掘られた仏像。弘法大師手彫りの不動尊と言われる磨崖仏。
 E観音窟石龕:ここは岩殿観音窟と呼ばれ、石灰岩の洞窟である。もともと観音窟は、行基菩薩の手彫りと言われた十一面観音像を安置した霊場で、貞和2年(1346年)に比丘元燈を中心に、数百人が協力して石龕が造られ奉納された。石龕は緑泥岩で、観音像を安置する厨子を造ったもので、他に類例が見られず極めて貴重な仏教遺物である。
Eこの先は吾野鉱山。
E吾野鉱山の大型トラック。
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