更新日時 2019年03月14日
日本製紙石巻工場専用鉄道:日本製紙株式会社(にっぽんせいし、英文社名:Nippon Paper Industries Co., Ltd.)は、日本第2位(世界10位)の製紙業会社である。日本製紙グループの洋紙部門を担う。前身となる企業は十條製紙、東北振興パルプ(1968年合併)、山陽国策パルプ(1993年合併)、大昭和製紙(2003年合併)の4社で、会社設立年度は存続会社・十條製紙の設立年度である1949年としている。十條製紙と山陽国策パルプの合併で社名を日本製紙とした。石巻工場1940年(昭和15年)12月操業開始。1969年(昭和44年)9月1日専用鉄道を発着するコンテナの取扱を開始。モータリゼーションが発達する以前の大規模工場には、製品や原料などを輸送するために、周囲の鉄道駅から鉄道路線(専用線あるいは専用鉄道)を引き込むことが多かった。日本製紙の前身である、十條製紙や山陽国策パルプ、大昭和製紙も例外ではなく、ほぼすべての工場に鉄道路線が引き込まれていた。石巻港駅はコンテナ貨物、車扱貨物の取扱駅である。コンテナ貨物は、12フィートコンテナと日本製紙専用鉄道発着のコンテナを取り扱っている。コンテナホーム1面1線、数本の仕分け線・留置線を有する地上駅である。駅東側にある日本製紙石巻工場へ向けて、専用鉄道が6本分岐している。駅構内には営業窓口のJR貨物石巻営業所が置かれている。駅構内の入換作業は仙台総合鉄道部所属のDE10形ディーゼル機関車が担当し、専用鉄道内の入換作業は日本製紙グループの南光運輸が保有するディーゼル機関車(スイッチャー)が担当している。2011年(平成23年)3月11日東日本大震災で壊滅的被害を受ける。 | |
①陸前山下駅(2019年03月撮影) | |
①陸前山下駅(りくぜんやましたえき)は、宮城県石巻市錦町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の駅である。(2011年07月撮影) | |
①陸前山下駅構造は島式ホーム1面2線を有する地上駅である。直営駅であるが、石巻駅が当駅を管理する。出札窓口は朝・夕のみの営業である(石巻駅より派遣)。POS端末、自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。なお2011年(平成23年)7月16日より、東日本大震災の影響により石巻駅構内の信号設備が使えない関係で矢本駅 - 石巻駅間においてスタフ閉塞式を実施している。そのため当駅の交換設備は使用を停止し、全列車2番線発着となっている。また仮駅舎での営業となり、自動券売機および簡易suica改札機のみ設置の無人駅となっている。(2011年07月撮影) | |
①陸前山下駅西側から石巻港駅(日本製紙工場構内)へと貨物線が延びる。このため、駅構内に0キロポストがある。貨物線は1番線からのみ進入でき、貨物列車は当駅で必ず運転停車する。(2011年07月撮影) | |
②日本製紙石巻工場専用鉄道の第一南谷地踏切より撮影(第一種踏切)(2011年07月撮影) | |
②日本製紙石巻工場専用鉄道の第一南谷地踏切より撮影(第一種踏切)(2019年03月撮影) | |
③日本製紙石巻工場専用鉄道の第二南谷地踏切より撮影(第一種踏切)(2011年07月撮影) | |
③日本製紙石巻工場専用鉄道の第二南谷地踏切より撮影(第一種踏切)(2019年03月撮影) | |
④日本製紙石巻工場専用鉄道の国道398号線を跨ぐ橋梁。(2011年07月撮影) | |
④日本製紙石巻工場専用鉄道の国道398号線を跨ぐ橋梁。(2011年07月撮影) | |
④日本製紙石巻工場専用鉄道の国道398号線を跨ぐ橋梁。(2011年07月撮影) | |
⑤日本製紙石巻工場専用鉄道の被災状況。(2011年07月撮影) | |
⑥日本製紙石巻工場専用鉄道の被災状況。(2011年07月撮影) | |
⑦日本製紙石巻工場専用鉄道の被災状況。(2011年07月撮影) | |
⑦日本製紙石巻工場専用鉄道の復旧状況。(2012年08月撮影)運転再開は10月初旬頃。 | |
⑦日本製紙石巻工場専用鉄道の復旧状況。(2019年03月撮影) | |
⑧日本製紙石巻工場専用鉄道の被災状況。石巻港駅(いしのまきこうえき)は、宮城県石巻市南光町2丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅。仙石線貨物支線の終着駅である。日本製紙石巻工場の西端に位置し、同工場は当駅発着貨物の最大の荷主でもある。当駅はコンテナ貨物、車扱貨物の取扱駅である。コンテナ貨物は、12フィートコンテナと日本製紙専用鉄道発着のコンテナを取り扱っている。コンテナホーム1面1線、数本の仕分け線・留置線を有する地上駅である。駅東側にある日本製紙石巻工場へ向けて、専用鉄道が6本分岐している。駅構内には営業窓口のJR貨物石巻営業所が置かれている。駅構内の入換作業は仙台総合鉄道部所属のDE10形ディーゼル機関車が担当し、専用鉄道内の入換作業は日本製紙グループの南光運輸が保有するディーゼル機関車(スイッチャー)が担当している。(2011年07月撮影) | |
⑧日本製紙石巻工場専用鉄道の被災状況。(2011年07月撮影) | |
⑨日本製紙石巻工場専用鉄道の被災状況。(2011年07月撮影) | |
⑨日本製紙石巻工場専用鉄道の被災状況。(2011年07月撮影) | |
⑩日本製紙石巻工場専用鉄道の被災状況。(2011年07月撮影) | |
⑩日本製紙石巻工場専用鉄道の復旧状況。(2019年03月撮影) | |
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