更新日時 2023年05月28日
関門人道トンネル:山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ国道2号の海底トンネル。歩行者・自転車・50 cc以下の原動機付自転車が利用できる幅4 m・長さ約780mのトンネルで、徒歩で約15分ほどで関門海峡の海底を通り抜けることができる。両端とも国道2号に接続していないが、車道の直下に位置している関係上、人道も国道2号に指定されている。後に下関側・門司側とも坑口の右側の部分に国道標識が取り付けられた。1937年(昭和12年)に試掘導坑の掘削を開始し1939年に本坑掘削に着工し1944年(昭和19年)12月に貫通したがトンネルの掘削に適さない地質であったことや、第二次世界大戦の勃発で資材不足に陥り、相次ぐ戦災で1945年(昭和20年)6月に工事を中断するなど、工事は困難を極めた。その後、1952年(昭和27年)に道路整備特別措置法による有料道路としての工事を再開し、着工から21年の歳月をかけて1958年(昭和33年)3月9日に開通した。総工費は当時の金額で約57億円である。海底道路トンネルの誕生は、本州から九州まで徒歩でも渡れるという話題性から全国から観光客が集まり、散歩を楽しんだといわれる。 | |
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@関門人道トンネル下関側地上入口エレベーター。 | |
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@関門人道トンネル下関側地下入口エレベーター。 | |
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@関門人道トンネル下関側。 | |
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@関門人道トンネル下関側。国道2号線の看板。 | |
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@関門人道トンネル下関側。 | |
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A関門人道トンネルの下関180m、門司600m地点。 | |
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B関門人道トンネルの山口県と福岡県の県境。 | |
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B関門人道トンネルの福岡県と山口県の県境。 | |
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C関門人道トンネルの型枠の跡が見えるので現地でコンクリートを打設した? | |
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D関門人道トンネルの下関680m、門司100m地点。 | |
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E関門人道トンネルの門司側。 | |
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E関門人道トンネルの門司側の国道2号線の看板。 | |
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E関門人道トンネルの門司側。 | |
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E関門人道トンネルの門司側の地下エレベーター入口。 | |
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E関門人道トンネルの門司側の地上エレベーター入口。 | |
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