更新日時 2023年09月09日

大谷地底探検と大谷エリア散策
 大谷地底探検と大谷エリア散策:栃木県宇都宮市の大谷地域には魅力的な地下空間が広がっている。普段は立ち入り禁止の大谷採石場跡地で繰り広げる地下クルージングと地下空間探検。坑内堀の廃坑跡に深さ約4m水たまりが出来てそこをラフティン用のゴムボートで探索する。坑内温度は約5℃で夏場の探索には最高で有る。大谷石は軽石凝灰岩で栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近一帯で採掘される石材である。柔らかく加工がしやすいことから、古くから外壁や土蔵などの建材として使用されてきた。現在も蔵の壁面などに使われている。地表から下へ下へと掘り進める「平場掘り」と、立坑から横へ横へと掘り進める「垣根掘り」がある。大谷地域の地層は、利用価値の高い石材の層とミソが多く利用価値の低い層が交互に堆積しているため、明治末期から大正初期に伊豆長岡(現・伊豆の国市)から伝わった垣根掘りは画期的であった。また、現役の露天掘り1カ所と現役の坑内掘り数カ所の2種類があり、坑内掘りは更に碁盤の目状に掘る「柱房式」と櫛形に掘る「長壁式」に分けられる。
@現役の石切場見学。
 @大谷石の基質は浮石質ガラス・斜長石・石英を主とし、少量の黒雲母角閃岩輝石で構成され、珪酸、第二酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化マンガン、石灰、酸化マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどを含む。日本列島の大半がまだ海中にあった新生代第三紀中新世の前半に、火山が噴火して噴出した火山灰や砂礫が海水中に沈殿して、それが凝固してできたものとされている。切り出したばっかりは緑がかっている。
@大谷石の切断機械。
@大谷石の切断はチーンソーで行われている。
@現役の昇降用ウインチ。かなり原始的な手動操作みたいだ。
@昇降用ウインチで材料の上げ下げを行い台車に乗せて引き出す。
@大谷石採掘の竪坑。
@大谷石採掘の竪坑。
A五右衛門風呂。実際にはお湯を沸かして浴びていた。
A陶器製の大便器。
A作業員詰め所。
A作業員詰め所内部。
A開山の祖碑。
A大谷石の石切場跡。
B木造十一面千手観音菩薩座像を祀る祠。
B木造十一面千手観音菩薩座像を祀る祠周辺。
B古レールが柵に使われている。宇都宮石材軌道で使われていたレールと思われる。
C今回のツアー場所の地主。門柱が大谷石で造られている。
C大道寺石材株式会社。現在は採掘していない。
C大谷石が縦積みの珍しい倉庫。
C大谷石のミソを上手く利用した灯籠。
D大谷石の採掘場跡見学。
D大谷石の採掘場跡見学。
D大谷石の採掘場跡見学。大道寺石材の丸大マーク。
D大谷石の採掘場跡見学。
D大谷石の採掘場跡見学。
D大谷石の採掘場跡見学。
D大谷石の採掘場跡見学。柱にひびを入れ動きを見て安全かどうか判断した。
D大谷石の採掘場跡見学。虎縞のサビが入っている高級な大谷石。
D大谷石の採掘場跡見学。
D大谷石の採掘場跡見学。
D大谷石の採掘場跡見学。
E大谷石採石場跡地下クルージングツアーの入口。
F大谷石採石場跡。
F大谷石採石場跡。
F大谷石採石場跡。奥の箱はボーリング調査の標本。
F大谷石採石場跡に大八車が残っていた。
F大谷石採石場跡。Aの外から見えた内部。
F大谷石採石場跡。
F大谷石採石場跡。
F大谷石採石場跡。
F大谷石採石場跡。この場所はよくPV撮影に使われるらしい。
F大谷石採石場跡。この場所はよくPV撮影に使われるらしい。
F大谷石採石場跡。この場所はよくPV撮影に使われるらしい。
G大谷石採石場跡地下クルージング。地底湖に行く通路は再び門が設置されている。
G大谷石採石場跡地下クルージング。YouTube動画リンク
G大谷石採石場跡地下クルージング。水温は5℃。
G大谷石採石場跡地下クルージング。水深は約4m。
G大谷石採石場跡地下クルージング。
G大谷石採石場跡地下クルージング。
G大谷石採石場跡地下クルージング。外が暑いため竪坑に幻想的なもやがかかっている。
G今回のツアー参加メンバー。
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出典: 「国土地理院の電子国土Web(地図画像)『宇都宮市』を掲載」