更新日時 2010年07月25日
川越車両センター(かわごえしゃりょうセンター)は、埼玉県川越市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地である。同社大宮支社の管轄。当所は、埼京線・川越線・八高線(高麗川駅 - 八王子駅間の電化区間のみ)の車両を受け持つ。川越線の指扇駅 - 南古谷駅間にあり、両駅から出入区が可能である。なお、早朝から朝ラッシュ時にかけて指扇駅始発の埼京線の列車が、南古谷駅始発の川越線と埼京線の列車が設定されている。入区の場合はすべて大宮駅または川越駅からの回送列車として運転されている。当センターは将来の編成数増強に備え、当初より留置線を拡張できる用地を持っているが、今後埼京・川越線に大幅な編成数増がなく、数本の編成数増の場合は駅での留置で対応する構想なので、拡張予定はない。また、本線と出入区線との分岐点(荒川橋梁の西側すぐ)から南古谷駅までの間は複線化用の土地が確保されており、一部は留置線として利用されている。乗務員の宿泊施設もあり、大宮運転区・大宮車掌区・八王子運輸区の泊行路がある。 | |
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南古谷駅(みなみふるやえき)は、埼玉県川越市大字並木にある東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の駅である。当駅の東側に隣接して川越車両センターがあり、全日早朝に3本、営業上の理由から当駅始発の高麗川行および八高線に直通する八王子行の出庫電車が設定されている。当駅止まりの設定は無く、その他は川越駅まで(から)回送される。同様に大宮方面行の殆どの列車は川越駅または指扇駅まで(から)回送されるが、2009年3月のダイヤ改正から、早朝に当駅始発・新宿行の列車が1本設定された。地域住民待望の始発列車運行開始ということもあり、始発列車開始に合わせて、駅には横断幕が設置された。 | |
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南古谷駅構造は単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを持つ地上駅。指定席券売機、Suica対応自動改札機設置。バリアフリー設備として跨線橋にエレベーターが設置されている。線路配線は、川越方が下り(1番線)が本線、上り(2番線)と3番線が分岐側。大宮方は上りが本線(2・3番線は両分岐)、下りが分岐側であるが、将来の複線化に備えた線路配置となっている。車両センターへの出入庫線は当駅の東側にある。また、車両センター敷地内から当駅までの本線南側と、当駅から川越駅の手前(川越市岸町一丁目)までの本線北側に、それぞれ複線用地が準備されている。ただし、複線化そのものは具体化していない。 | |
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同じ川越線の指扇駅とよく似た駅舎を持ち、改札は南側の川越方面ホームにのみある。みどりの窓口は2008年2月29日を以って閉鎖された。北側には北口用地が準備されているが、現在は公園と駐車場になっている。 | |
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浦和川越新道踏切より撮影。 | |
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南古谷駅から川越車両センター川越車両センターへ行く途中にモダン案山子が設置されている。 | |
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川越車輌センターに到着。10時30分から公開だが、9時50分には結構並んでいる。 | |
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左写真は息子です。公開10分前にはかなりの人数が並んでいます。かなり暑い中並んでいるので、熱中症で倒れる人が出るのではないかと心配です。 | |
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川越線開業70周年記念入場券を買うのに再び並んでいます。息子は洗車乗車体験の整理券をもらいに別行動です。 | |
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ヘッドマークの展示です。 | |
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ヘッドマーク付き展示車両? | |
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ヘッドマーク付き展示車両? | |
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ヘッドマーク付き展示車両? | |
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川越車輌センター構内写真。 | |
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車両洗浄線体験乗車の先頭車両はカメラを持った人で占拠されています(笑) | |
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川越車輌センター構内写真。車輌から撮影。 | |
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川越線 開業70周年記念弁当。 | |
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川越線 開業70周年記念食堂車のビーフカレー。 | 川越線 開業70周年記念弁当。 |
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荒川橋梁の問題:「通勤新線」(埼京線)の車両基地は本来東京都心に近い埼玉県浦和市内に設置される予定であったが、用地捻出の困難や地元の反対により頓挫した。次いで、通勤新線の直通先とされていた高崎線沿線に設置しようとしたが、やはり用地捻出は困難であった。そこで、川越線を電化し、沿線の広大な田園地帯に土地を取得して、当センターを設置したという事情がある。容易に土地取得ができる田園地帯を選択したことから、大宮方面とは荒川橋梁を隔てた西側に所在しているが、その荒川橋梁は構造上強風の影響を受けて、運転見合わせまたは徐行運転することがある。運転見合せともなると電車の入・出区ができなくなるため、八高線・川越線・埼京線系統および直通するりんかい線のみならず、埼京線と池袋 - 大崎間で山手貨物線を共有して運行している湘南新宿ラインやその関連路線・列車(横須賀線・総武快速線・東海道本線・宇都宮線・高崎線・成田エクスプレスなど)にまで連鎖的にダイヤの乱れが発生する事態に至る。しかし、移転場所の確保はもちろんのこと、巨額の費用がかかる当センターの移転は今となっては困難であり、現実的な策としては地元自治体から要望が出ている川越線の複線化に加えて、荒川橋梁の防風対策強化が待たれるところである。 | |
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