更新日時 2012年10月14日
鉄道総研 平兵衛まつり 2012は年1回鉄道記念日前後に地元の商店街とタイアップして公益財団法人 鉄道総合技術研究所国立研究所が一般公開するイベントです。公益財団法人 鉄道総合技術研究所(英称:Railway Technical Research Institute)は、日本国有鉄道(国鉄)の鉄道技術研究所などから業務を引き継いで発足した研究機関で、JRグループの公益財団法人である。略称は「鉄道総研」または「JR総研」。コーポレートカラーは薄紫色。1986年(昭和61年)12月10日、国鉄の本社技術開発部門および鉄道技術研究所と鉄道労働科学研究所等の業務を継承する法人として設立許可が運輸大臣(運輸省)から出され、1987年(昭和62年)4月1日より本格的な業務を開始した。鉄道技術や鉄道労働科学に関する研究開発、調査等を全般的に手掛ける。また重大な鉄道事故が発生した際、国土交通省運輸安全委員会(旧航空・鉄道事故調査委員会)と共に事故原因の調査などを行うこともある。設立以来世界初の物も含め数多くの技術開発などを行った実績があり、現在でも鉄道技術に関する様々な研究開発を行っている。国立研究所の所在地である国分寺市光町(ひかりちょう)は、同研究所が開発を行った新幹線の列車愛称「ひかり」号に由来する。かつて、中央本線国立駅から国立研究所まで車両搬出用の引込線が延びていたが、現在は廃止されている。また、国立研究所周囲を一周するような形で線路が敷かれていたが、現在は一部のみ残存している。研究用の車両が何両か置かれているが、前述の引込線廃止により、現在は他の鉄道と接続されていない。 | |
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@地元の商店街とタイアップして平兵衛まつりが行われるが、鉄道総研のホームページには平兵衛まつりの記述が無いため見過ごされてしまいそうである。 | |
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A小型のSLやDLの乗車イベントも行われている。 | |
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BML100:磁気浮上、シュー案内、リニア誘導モータ駆動の4人乗り展示車両。磁気浮上のMagnetic Levitationの略でML。100の数字は、鉄道100周年に由来する。1972年(昭和47年)10月14日の鉄道記念日に研究所構内の480 mの実験線で展示され、60 km/hでの浮上走行に成功した。全長7 m、幅2.5 m、高さ2.2 m、重量3.5 tで、浮上高は10 cmであった。また外部への公開用であったため、白地に赤いラインの入った丸いカバーを取り付けて車両らしい外観となった。実物は東京都国分寺市のJR総研に保管され、一般公開日(平兵衛まつり)には屋外に出され展示されることもある。 | |
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CMLX01-3(エアロウェッジ型先頭車・甲府方) - 走行試験から外され、鉄道総合技術研究所(国分寺市)に留置(展示)1996年(平成8年)から導入された山梨の実験線用に開発された車両。Experiment(実験)のXが名前に付けられた。大量輸送に向けた実験を行うため、本格的な客室スペースが用意された。先頭車両の形状は空気抵抗の効果確認のためエアロウェッジ型が用意され、2002年(平成14年)には主にトンネル突入時の空気振動低減、列車後端に位置したときの空力特性改善を目的とした超ロングノーズ型 (MLX01-901) が追加された。客室スペースには、座席が長尺中間車の場合、1両あたり4座席×17列の68席が用意されている。旅客用の収納スペースとして天井に荷棚が用意されている。 | |
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D兵衛まつりのイベントにはゆるキャラも登場する。 | |
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E出店がたくさん出ていて、ビールや日本酒のアルコール類も販売されている。もちろん、ビールと日本酒を飲みました。おつまみにお焼きや肉まん、焼き鳥も食べました。 | |
Fテルミット溶接ユーチューブリンク | |
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F60sレール溶接用テルミット溶接のキットです1セット数万円だそうです。昔、日本製のテルミット溶接材料は不具合が多発したため、現在では外国製のテルミット溶接材料を採用しているそうです。しかし新幹線のレールは過去の不具合の経緯からテルミット溶接は使われていないそうです。 | |
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Fレールのジョイント部は溶接時に若干山形に勾配を付けるそうです。溶接が固まる時に収縮して水平になるように勾配も計算されているようです。 | |
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Fオートヒューズで設定温度になったら、溶け出して溶材が落ちるようになっています。 | |
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F溶材が漏れないように砂で固めます。 | Fテルミット溶材をるつぼに入れます。 |
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Fレールを事前に温めます。 | F溶材の流し込み。 |
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F溶材を流し込んだ状態で4分待ちます。 | F型枠の解体です。 |
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F油圧の機械で上面と側面を熱いうちに切り取ります。その後冷めたらサンダー掛けを行います。 | |
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F溶接の種類の違いと特長(切り取り断面) | |
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Gレール締結装置用4軸疲労試験機。 | |
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GPandrol(パンドロール)イギリス | G新型式軌道構造。 |
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Gレール転倒防止装置(直8用) | Gレール転倒防止装置(直4用) |
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G鋼直V形レール締結装置。 | G鋼直改良型レール締結装置。 |
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G橋枕木用調整型レール締結装置。 | G鋼直5形レール締結装置。 |
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GVossloh(フォスロ)ドイツ。 | Gファーストクリップ。 |
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GNabla(ナブラ)フランス。 | Gバンガード形レール締結装置。 |
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Gデルコーせん断形レール締結装置。 | G枕木用レール締結装置。 |
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G5N形レール締結装置。 | G102形レール締結装置。 |
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G直結4形レール締結装置。 | G直結8形レール締結装置。 |
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G高速形レール締結装置。 | G9形レール締結装置。 |
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H大型低騒音風洞実験設備(米原) | H3心円MFシールド工法駅。 |
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H鉄道総研国立研究所模型。 | H映写機を作ろう。 |
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H模型鉄道システムの自動制御デモ。 | H乗って体験超伝導。 |
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H鉄道模型公開運転。 | |
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I高速用集電材摩耗試験器。 | |
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J小型低騒音風洞実験。 | |
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K車両用ダンパ試験装置。 | |
L大型降雨実験装置ユーチューブ動画リンク | |
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L大型降雨実験装置。現実に近い降雨を天候に影響されずに長時間連続して再現できる実験装置です。実物大又は縮小模型地盤を用いた斜面崩壊実験を行うことができます。国内でも最大級の実験装置。散水は自然の雨滴に近い落下速度で再現。均質かつ長時間に渡って散水可能。屋内にあるため気象条件に左右されない。土槽背面から給水可能。実物大から縮小地盤模型を用いた実験が可能。 | |
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L降雨量測定装置。 | L降雨量200mm/h。 |
M鉄道総研LH02形電車「Hi-tram」のユーチューブ動画リンク | |
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M鉄道総研LH02形電車は、2007年(平成19年)に登場した鉄道総合技術研究所(鉄道総研・JR総研)保有のLRV(試験車)。愛称は「Hi-tram」。新エネルギー・産業技術総合開発機構からの委託により、鉄道総研、東洋電機製造、ジーエス・ユアサコーポレーション、東急車輛製造、アルナ車両が共同で開発、製作した架線・バッテリーハイブリッドLRVである。架線から得る電力だけでなく、車両に搭載した600Vリチウムイオン二次電池に充電した電力を用いての走行もできる。鉄道線での走行も想定しており、架線電圧は直流600Vおよび直流1,500Vに対応、最高速度は70km/hである。バッテリーへの充電は、走行中・駅停車中に架線から行うほか、回生ブレーキによる蓄電も行う。1回の充電で30kmほどの走行が可能。急速充電が可能だが、バッテリー温度の上昇は一定の範囲内に抑えられている。 | |
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